抜け殻

2019年7月9日(火)

梅雨の晴れ間、ムワッとした空気を切り裂くようにセミの鳴き声が響き始めました。
ジーーーッ♪とニイニイゼミが鳴けば、カナカナカナ♪とヒグラシの声。
小暑が過ぎ、いよいよ夏到来だな~!と思わせる梅雨のひとときです。

(左)ニイニイゼミ。幼虫は湿った場所が好き。泥をかぶって丸っこいのが特徴。
(右)ヒグラシ。スギ林の下草で数多く発見。葉の表ではなく、裏側で見つからないように羽化していた。

草むらを歩けば、地面から30cmのところに無数の抜け殻が。
さんざめくような鳴き声は、彼らの命の雄叫びかもしれません。(指原)

自然で遊ぼう!おやとこ~田んぼの巻~田植えと春の生きものしらべ

2019年5月25日(土)、26日(日)

季節外れの強い日差しの中、今年も田植えが始まりました。
ご家族でゆったりと高原の風を感じてもらいながら、
お米も生きものもすくすく育つ自然学校の田んぼを満喫!

初めての泥の感触に歓声があがります
ひとつひとつ丁寧に苗を植えていきます

お昼をはさみ、次はお待ちかねの生きものさがしです。
泥の中に隠れているのはおたまじゃくしやヤゴ、コオイムシ・・・。

田んぼの隣のビオトープ

いつもより頼もしいわが子の姿にお父さんお母さんも笑顔です。

いつの間にか子どもたちも泥んこに

捕まえた生きものを観察していると、
突然アマガエルが鳴き出しました。

のどをこんなに膨らませるなんて知らなかった!

泥の感触や生きもののこと、驚きと発見がつまっている田んぼは、
子どもたちを育む場所でもあります。

九重のんびりハイク。 わいた山麓の草原さんぽと日本一のうたせ湯体験

2019年5月11日(土)

五月晴れの素晴らしいお天気に恵まれたハイク当日。涌蓋(わいた)山麓は野焼きから1か月経ち、草原と周辺の森は新緑の美しいグラデーションが広がりました。
朝の爽やかな風を受けながら、さっそく1つ目のピークである一目山(ひとめやま)を目指します。足もとに咲くハルリンドウや、野焼きに負けじと生き残ったクヌギの新葉を観察しながら、急登をゆっくり上がると、そこは360°の大パノラマ!

当日は視界がよく、阿蘇五岳(中岳の噴煙も)、湯布院の由布岳、別府の鶴見岳、そして遠く雲仙まで眺望できました。

一目山から2つ目のピーク・みそこぶし山までは、緩やかなルートに変わります。ドウダンツツジの花や参加者同士でおしゃべりを楽しみながら、あっという間に山頂に到着。

春のおやつ、スタッフ手づくりのヨモギ団子で元気チャージ!
ササの花を発見。一説では60年に一度しか咲かないとも言われ、自然災害が起こる前触れとの言い伝えも。平穏を祈ります

今回のハイクは、阿蘇くじゅうを見渡すダイナミックな景色が見どころの一つです。
野焼きによって守られてきた草原や里の暮らしに欠かせない雑木林とその暮らし、そして呼吸する火山、生き続ける森…。
人と自然がともにつくりあげた自然環境が、九重には散りばめられています。
その美しさに癒され、下山後は筋湯温泉の「日本一の打たせ湯」で大地の恵みを肌で堪能。自然の持つパワーを全身で味わうハイクとなりました。

ミヤマキリシマの見頃ももうすぐです

 

身近でも意外な出会い

田植えに向けて苗を育てている田んぼで、日本の三鳴鳥の一角であるオオルリが美声を響かせていました。
山地の渓流沿いで見られることが多い鳥なのですが、
飯田高原では山に入らなくても、川沿いなどで見かけることがあります。
このような鳥が身近に暮らしているのも、飯田高原の魅力だと思います。(阿部)

田んぼで見かけたオオルリ

 

 

春の息吹

2019年4月26日(金)

初夏のように暖かな陽気が続き、飯田高原の風景は一気に緑色に様変わりしてきました。
この時季、採集が楽しみな山菜のコゴミ(本名クサソテツ)は、気が付けばすでに葉が開き始め!
あっという間に季節が進んでいきます。

葉が開く前に採り、おひたしや天ぷらでいただく。シャキッとした歯ごたえと先っぽのぬめり感がクセになる美味さ

さとばるでは、山ツツジの代表格ミツバツツジとツクシシャクナゲが見頃です。
ミツバツツジの花をちょっと拝借して蜜源を吸ってみると…ほんのりした優しい甘さ。
先週末に実施した福岡セブンの森でも、オドリコソウの花の蜜を味わいました。動物は甘いものに虜になりますね。最近は春の新緑の頃が好きになりました。

雨の衣でそのピンク色もいっそう華やかに


来週は平成が終わり、令和の時代へ。時代が変わっても変わらない、美しい九重の自然を残していきたいです。(指原)