さとばるの森林づくり

2018年10月7日(日)、11月17日(土)

 毎活動ごとに行ってきた、さとばるのチョウ調査も10月で終わり。この日はキタキチョウなど成虫で越冬するチョウや秋にも産卵するウラギンヒョウモンなど11種65個体が見られました。8月の調査と比べ種数は半減し、この時期になると、チョウの中にはすでに越冬状態に入ったものがいるようです。調査の後は、苗木づくりのためのドングリ拾いや森の生態系を支える野ネズミを観察しました。捕獲したアカネズミがドングリを食む様子や身体の特徴をじっくり見ることができました(捕獲は大分県の許可を受け実施)。

捕まえた!ウラギンヒョウモン
小さな雑木林にも多くのアカネズミがいることが判明

 続く、11月の活動では、冬を前に苗木の補植とシカやノウサギ等による食害を防ぐプラスチック製の筒を設置しました。冬になるとエサが少なくなり、雪から顔を出した冬芽はあっという間に食べられてしまいます。昨年に食べられた教訓からの予防策です。この日は雑木林の資源利用についても知ってもらおうと、シイタケの収獲やキノコ汁の試食、炭焼きに代わる花炭づくり等も行いました。

食害防止だけでなく、苗木の成長も助けます
アートな花炭。ニシキギの枝の美しさに惚れぼれ

 チョウを保全のシンボルに掲げるこの森林づくりは、生きものの保全だけではなく、里山の資源循環も担っています。一年、一年が楽しみです。
※この活動は、「平成30年度大分県森林環境税」を活用して実施しています。

輪地切り

2018年9月25日(火)
「輪地切り」

春の野焼きに向け、タデ原の輪地(=防火帯)切りを行いました。タデ原の周囲を、場所によっては10mの幅でひたすら刈っていきました。草刈り機を使ってもかなりの重労働でした。昔の人は大鎌で何日もかけて刈っていたと思うと、頭が下がります。それくらい草原は重要だったのでしょう。
今回切った草は2週間ほどかけて乾燥させ、焼きます(輪地焼き)。輪地焼きが終われば、防火帯の完成です。(兒島)

幅10m近い輪地(防火帯)

 

美しいカメムシ

2018年9月12日(水)

強烈なにおいを放つカメムシたち。
そんな彼らにも美しく、あまり臭わないものがいることはご存知でしょうか。昆虫に疎い私は知りませんでした。
 
その名も「アカスジキンカメムシ」。
ミズキの木で発見!これは幼虫です。
光り輝き、光沢感のあるボディは、とにかくイカしたデザイン。
紅い縁取りに、絶妙に異なる色彩の緑色。
そして、どうしたらこれほどまでに左右対称になるのか。あまりに美しくてジッと観察してしまいました。おまけに不快な臭いも少ないとは!
 
夏から初秋の頃まではミズキの木などで見られるそうです。
幼虫で越冬した来年、これまた美しい成虫を拝めるでしょうか。(指原)

さとばる開園情報(10・11月)

2018年10月19日(金)
 
きのこの季節です。

さとばるで栽培中のシイタケとナメタケは今年も豊作!
さっそく保存用に乾しシイタケづくりを始めました。シイタケは乾すことで旨味も栄養も増し、生のものと比べて食物繊維10倍、ビタミンDは30倍になるとも言われます。
生でも美味しい、乾すとカラダがもっと喜ぶ、里山の秋の実り。
乾しシイタケ量産体制に入ります。

 
さて、さとばるは11月17日(土)をもって、冬季休園いたします。リンドウ、ヤマラッキョウなど秋を締めくくる花々が開花中です。
今年の草花ももうすぐ見納めですよ~(指原)
 
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【10月・11月の開園日】
10月27日、11月3日、10日、17日
 
☆11月10日(土)は「さとばるクラフトDAY*フォトフレームづくり*」
自然の素材を集めてデコって、オリジナルの写真立てを作ろう!
体験料1名200円。詳細はこちら
 
■開園期間:11月17日(土)までの毎週土曜・祝日
※臨時休園の場合あり
■開園時間:10:00~16:00
■入園料:無料
■アクセス:こちらからどうぞ。
Googleマップでの経路検索はこちら

白花のクサフジ

2018年9月13日(木)
「白花のクサフジ」
 クサフジの白花を見つけました。紫色の花が可愛いクサフジですが、白花は初めて見ました。秋雨に濡れる白花は半透明にも見えて、とても幻想的でした。白い生きものは神の使いや縁起の良いものとされますが、白いクサフジに出会えたことで、思わずにっこり。何かいいことがありそうな、小さな幸せを感じることができました。(川野)