大きくなあれ♪

2020年5月29日(金)

2か月ほど前に植えた伝統野菜の「マタグロ(里芋)」「ムタトウキビ(トウモロコシ)」「地ギュウリ」がスクスクを育ち始めました。

伝統野菜とは、概ね昭和以前から世代を超え、栽培・利用され各家庭で種子採りをされてきた野菜のことです。

伝統野菜の他にも「赤カボチャ」や「ニンジン」も栽培しています。
全て、昨年採れた種子から、栽培しているため愛情たっぷり!

しかし昨年のマタグロは、植えてすぐに種イモをイノシシに食べられ、収穫することができませんでした。
そんな時、そのことを知った地域の方がマタグロを譲ってくださり、また栽培をすることができました。
なのでマタグロは特に愛情をそそいでいます!

マタグロの芽を確認!
ポット苗から移植したムタトウキビ
ゆっくり育っている地ギュウリの芽

「マタグロ」は実がしまって煮崩れしにくくホクホクしており、
「ムタトウキビ」は歯ごたえのあるもちもちとした触感が味わえ、
「地ギュウリ」はみずみずしく弾力があります。

今年は、動物などから荒らされることもなく順調に育っています。
可愛い野菜たちを収穫するのが待ち遠しいです。(江上)

大地のエネルギー

2020年5月20日(水)

草原の緑も濃くなり、中に入ると背丈の伸びた草に足をからめ取られるような歩きにくさを感じます。
今日(5月20日)は二十四節気の小満(しょうまん)。
陽気が良くなり、ありとあらゆる物の成長するエネルギーが天地に満ち始める頃。

大地をけ破って出てきたようなクララの立ち姿

この時期は3日と待たずにまわりの景色が変わっていくのを目の当たりにします。
先日まで足元で咲いていた花が草に埋もれて見えづらくなり、
次はひざ下あたりで咲く花の出番のようです。

白さまぶしいアマドコロの小花

大地のエネルギーの高まりをひしひしと感じます。(川野)

 

はないかだ

2020年5月23日(土)


この植物、葉っぱの真ん中あたりに注目すると、なんだかポツっとしたものが見えます。

これ、実は花なんです。
名前はハナイカダ。
葉っぱをイカダとして、花がイカダを操る船頭に見えるため、この名前がついたそうです。

葉っぱに花がつく?と聞くと、なんだか不思議です。
植物といえば、大体は茎や枝から葉が出て、花は葉とは別に分かれて花柄と呼ばれる軸の先から咲くイメージが強いと思います。
サクラの花を想像すると分かりやすいでしょう。


ハナイカダの葉っぱをよく見ると、背骨のような葉の主脈が花までは太くなって伸びているのが分かります。

と同時に、今度は花に注目すると、花まで伸びている主脈は花の軸、つまり花柄のようにも見えます。
実はハナイカダは、葉の主脈と花の花柄が合わさるということが起き、このような姿になったそうです。

花はとても小さいのですが、7月を過ぎれば黒い実を乗せたイカダに変身します。
自然学校では、事務所の入り口やさくらのひろばで観察できます。
みなさんも探してみてください。(指原)

こんなタンポポ見たことありますか?

2020年5月8日(金)

春を象徴するタンポポ。
先日、少し異様なセイヨウタンポポを発見しました。

様子がおかしいセイヨウタンポポ
きゅうくつそう…

茎が大きく、花が何重にも合体していました。
これは「帯化(たいか)」と言われる現象で、成長点と呼ばれる茎の先端が、踏まれたり、栄養バランスが乱れたりすることで起こる現象です。

公園や野原などで、まれに見かける四葉のクローバーも今回のタンポポと同じ現象が起きていると考えられています。

周りの花を巻き込んで成長中…

タンポポはどこでも見ることのできる花なので、見かけた際には、帯化してないかなど観察してみてはいかがでしょうか。(江上)

新緑の高原

2020年5月9日(土)

5月に入り、新緑の美しさが際立ってきました。
事務所やさとばるの木々が次々に芽生え、色とりどりの緑で染め上がっています。

新緑が出迎えるエントランス
みいれが池の周りはヤマザクラやクヌギなどが色鮮やか

その中でもケヤキは別格。
太陽の光を通すような透明感なのです。

日本の伝統色で言う「若草色」よりももっと明るいでしょうか。
光輝く美しさです。

ここ数日は、毎日のように風景の色が変化しています。
秋の紅葉と並んで、自然の大きな変化を感じる時季です。
動物たちも同じで、繁殖のために渡来したオオヨシキリがにぎやかに鳴き、またシジュウカラが何度も巣箱に巣材を運ぶ様子が見られます。
地域では田植えの準備が急ピッチで進行中です。

九重連山を東西に一望でき、広大な美田が広がる千町無田(せんちょうむた)地区

新緑から深緑へ。
春は駆け足で進んでいきます。(指原)