体験プログラム

自然で遊ぼう!おやとこ ~田んぼの巻~ 
しめ飾りとミニ門松づくり

2019年12月14日(土)

今年のおやとこプログラム~田んぼの巻~の締めくくり!
ご参加いただいた方々などと一緒に、
新年を迎えるためのしめ飾りとミニ門松づくりを行いました。

お正月は、年神様(としがみさま)をそれぞれの家に迎える行事です。
年神様は家内安全や子孫繁栄など、その家に1年の幸せを運んでくれる神様。
しめ飾りや門松は、その年神様を迎えるために必要な正月飾りなのです。

当日はまず、しめ飾りづくりからスタート。
稲刈りした稲わらを使って、しめ縄をなっていきます。
大人は両手でワラを転がしながら、小さな手の子どもはワラをネジって縄を作ります。

縄ができたら、飾りつけの植物を採集しに野外へ。

長寿を意味するマツの葉や松ぼっくり、難を転じて福となす、ナンテンの葉や実など、縁起の良い植物を採り、飾りつけしました。

可愛いしめ飾りが完成!

次は、ミニ門松づくりです。
皆さんのお好みで高さを選んでいただき、材料のモウソウチクやハチクを切っていきます。
門松のカッコよさを決める、竹の斜め切りも参加者同士で協力しながらうまくいきました。

竹を立てて土台に砂を詰める作業など、細かい手仕事も多かったですが、子どもたちも飾り付けまで一生懸命頑張りました。


約1時間で完成!

来年もよい1年になりますように

自分で手づくりした正月飾りで新年を迎える気持ちは、晴れやかで清々しいものです。この1年の自然への感謝とともに、「よい年になりますように」という願いや喜びもひとしお。
来年も多くの皆さんと“生きものもお米も育む田んぼづくり”を通じて、自然との共生を考える機会にしたいと思います。
1年間ありがとうございました!