春の兆し


わたしは誰でしょう?

さとばるの雑木林で夜間に撮影したこの動物。
何か分かりますか?

タヌキに似ていますがイタチの仲間、ニホンアナグマです。
一般的に冬の平均気温が10℃を下回る寒い地域では、秋から冬眠に入り、再び10℃を超える頃に目覚めて活動し始めると言われていますが、2月23日の早朝にはご覧のとおり。
飯田高原の朝はまだ氷点下になる日もあり、日中も平地に比べるとまだまだ寒いです。例年なら4月に入ると平均気温が10℃を超えますが、今年はすでにお目覚めのようです。
今季は冬らしい寒さが少なく、暖かい陽気が続いたせいでしょうか。
2月28日には飯田高原でウグイスの初鳴きを他のスタッフが観測しており、春の兆しかもしれませんね。指原)