冬の足おと



自然学校の事務所前の池に映る紅葉です。

風もなく時が止まったような静けさの中、のっぺりした水面が鏡のように風景を映し出しています。
時間は夕方。夕日が射すと一段と美しく仕上がります。
さて、つい先日までくじゅう連山の主峰を染め上げていた紅葉も、いよいよ高原に下りてきました。
11月に入ってからは朝晩の冷え込みが一段と厳しくなり、氷点下の日もちらほら。
そんな朝は霜の輝く世界が広がります。
紅葉が楽しめるのもあとわずか。
美しい季節のうつろいとともに、寒さが身にしみてきました。(指原)