活 動
環境体験学習

「第2回伝統野菜を美味しく学ぼう」開催!

2025年6月22日(日)
6月22日(日)、伝統野菜を育て、次世代に種を繋いでいくプログラム「伝統野菜を美味しく学ぼう」の第2回目を実施しました。
今回は、昨年育てた伝統ダイコンの種取りやジャガイモの茎の間引き作業、寺島ナスの植え付け作業等を行いました。ダイコンの種はピーナッツみたい!と子供たちも興味津々で、また種を採り終わった後のダイコンの姿にびっくり!網目状でスカスカの大根をみんなで観察しました。
ナスの植え付け用に森の中で土集め。森の涼しさを感じつつ、集めた土と肥料を混ぜ合わせてから畑に移動。畝を作り、寺島ナスを植え付けました。植え付けたナスの周辺には刈り取った雑草を寄せて草マルチを作りました。これで少しは土の乾きを抑えられると良いなと思っています。暑い日が続きますが、野菜たちは順調に育ってきています。次回はいよいよジャガイモの収穫です!(石井)
ダイコンの種取り
引き抜いたダイコンはしわしわ!
ジャガイモの間引き作業
森の中で土集め
畝づくり
ナスの植え付け
環境体験学習

「昆虫たちの世界を見てみよう~春の昆虫編~」開催しました。

5月24日(土)
5月24日(土)にプログラム「昆虫たちの世界を見てみよう~春の昆虫編~」を開催しました。今回は花と一緒に生きている昆虫たちに注目して、みんなで森の入り口と草地で昆虫採集を行いました。その結果、ツマグロヒョウモンというタテハチョウの仲間やコアオハナムグリ、クマバチなどの花を訪れる昆虫を観察しました。
またこれらの昆虫に加えて、今回初めてオバボタルというホタルの仲間も観察することができました。
プログラムの最後には様々な昆虫が来てくれるように、バタフライガーデンで花の種を植える作業を行いました。花が咲くころにはたくさんの昆虫達が来てくれると嬉しいですね。
参加してくださった皆様ありがとうございました。
最初に訪花昆虫やバタフライガーデンについての説明を行って、森の入り口というエリアへ虫取りへ。
森の入り口での昆虫採取では。キノコムシの仲間やコメツキムシなどを観察することが出来ました。
森の入り口での採取の後は草原で昆虫採取。ここでは、ツマグロヒョウモンやコアオハナムグリなどの花に来るムシを観察できました。

昆虫観察後はバタフライガーデンでカモミールやヒャクニチソウなどの種を植えました。
参加してくださった皆様ありがとうございました。
森林整備を担う人材育成

「2025年度第3回森のジュニアボランティア」を実施しました!

2025年6月8日(日)
 6月8日(日)、第3回の「ジュニボラ」は間伐実習を行いました。まずは丸太切りでのこぎりの扱いに慣れるところからスタート。慣れてきた子は異なる樹種の丸太を次々に切り、木の硬さの違いを体験していました。
 今回の整備場所は「もみじ広場」です。この場所はモミジが多いあまり、鬱蒼とした印象を与える場所でした。どうすれば明るく景色の良い場所になるか考え、どの木を残し、どの木を伐るかグループごとに相談して決めました。その後は、倒す方向、受け口、追い口などといった、木の伐倒に欠かせないことを学び、いよいよ実践へ。受け口がうまくつくれなかったり、想像以上の木の硬さに苦戦したりしながらも、頑張って伐倒しました。
 計8本ほど伐倒し、まったく日差しが差さず、暗い場所だった「もみじ広場」が、木漏れ日が差し込む少し明るい場所になりました。(川村)



丸太切り体験

 
伐る木、残す木を相談         伐倒に挑戦!


整備後、木漏れ日が・・・!!

環境体験学習

「森里川海のつながりを学ぶ④海と干潟編」を実施しました!

2025年6月1日(日)
 6月1日(日)、「森里川海」の最終回、「海と干潟編」を葛西臨海公園鳥類園の方にご協力いただき、葛西海浜公園で行いました。今回もたくさんの生きものを見つけることができました。


 
まずはスコップを使って、干潟の砂に潜っている生きものを探しました。始めに捕まえ方を教えてもらいました。

 
砂が僅かに盛り上がっているところを目標に掘り進めていくと、アサリやシジミ、ヤマトオサガニ、ゴカイなどを見つけることができました。


大きなオキシジミ!

  
その次は網を持って魚探しへ。岩をどかし、足で追い込むと、マハゼやエドハゼなどをたくさん見つけることができました。


みんなで集まって見つけた生きものを解説してもらいました。

 
ガザミ             ハゼ



毎回恒例の水質調査。今回は海水の性質上TDSとECを測定せず、代わりに塩分濃度を測定しました。



分かりやすい生きものの解説はもちろん、川と海の間である汽水域の話や干潟をとりまく環境問題についても解説していただき、とても大きな学びになりました。(川村)


~全4回の水質調査結果~



~全4回で見られた生きもの~

環境体験学習

「野鳥ってどんな生きもの?-夏鳥を知ろう編-」開催!

2025年6月1日(日)
 6月1日(日)、今回も野鳥好きなボランティアの方にもご協力いただいて、夏鳥観察を行いました。
緑が生い茂る森の中からは、イカルやホトトギス、シジュウカラやヤマガラ、ウグイス、アオバトなど様々な野鳥の声が聞こえてきました。森の中の枯れた枝にはコゲラが数羽やってきて、枝の中にいる虫を探す様子を観察できました。また、草地の環境に行くとキビタキの声が!美しい姿を見ることはかないませんでしたが、キレイなさえずりを聞くことはできました。
今回は鳴き声だけの確認もあわせて16種類の野鳥を記録することが出来ました。ホトトギスやキビタキといった夏鳥たちの声が響き渡る自然学校へぜひお越しください。(石井)
室内で双眼鏡のレクチャー
森の中でバードウォッチング
逆光でしたが、コゲラを観察できました