小川 浩子様（認定特定非営利活動法人 霧多布湿原
ナショナルトラスト 理事長）

この度は、一般財団法人セブン-イレブン記念財団様の設立30周年を迎えられましたこと、心よりお慶び申し上げます。

1993年の貴財団創立より、 (株)セブン-イレブン・ジャパン様と全国の加盟店様にお客様から寄せられた募金が、環境をテーマとした市民活動や自然環境保護保全活動を支援されるという、気候変動や生態系維持へ危機的状況が明らかになる以前からの先見の明と地域に根差した社会貢献に対しまして尊敬の念に堪えません。2002年、当時セブン-イレブンみどりの基金様と当NPO法人とのパートナーシップ協定の締結を賜り、ナショナルトラスト運動を通して私達の活動に長くご支援を頂いております。貴財団との共有地を含めた湿原の保全、「霧多布セブンの森」事業による森づくりとその維持や湿原とつながる海の清掃など、皆様には多くの汗を流されご協力を賜りました。

また、山本理事長におかれましては、奥琵琶瀬野鳥公園木道の川沿いから水鳥をご覧いただくなど、ご視察も含め貴財団関係者様にご来訪賜り、現地を体験しお伝え下さっておりますことは、私達を動かす源となっております。地域の特徴や状況に耳を傾け成果へ導くご指導とご協力のもと、この湿原を未来へ引き継ぐ活動ができますことに感謝の気持ちしかありません。

これからも一般財団法人セブン-イレブン記念財団様が、私達の将来を明るく照らす光として、更なるご繁栄とご活躍を心からお祈り申し上げます。