おかげさまで設立30周年
ご支援ありがとうございます
お祝いメッセージ
大場 隆博様(特定非営利活動法人 しんりん
理事長)
一般財団法人セブン-イレブン記念財団設立30周年おめでとうございます。財団のことを知ったきっかけは2008年岩手・宮城内陸地震の被災地支援時でした。一緒に森づくりの活動を始めさせていただいたのは、2011年東日本大震災からでした。被災地の復興支援の中、私たちの森づくりが「セブンの森」の森づくりの考えと同じであるということで、宮城県大崎市鳴子温泉のリゾート開発に失敗し、100ha以上乱伐された森の再生として宮城セブンの森(267ha)の活動が始まりました。
企業のCSR活動として植林のみの一過性の活動が多いのですが、財団は植林、下草刈、間伐など長期に渡って森づくりをしてくださる他、森づくりは森から出てくる資源の経済的有効活用が必要との考えで、間伐された木材の積極的な活用にも取り組んでいただいております。サーキュラーエコノミーの取り組みとしても様々な木材の活用がありました。一例としては店頭に設置される木製の募金箱です。間伐された木材の建築材にならない箇所を使用、ビスではなく竹釘で接合し、使用後は部品の再利用の他、木部部分はペレットストーブ用の木質燃料となり廃棄物は一切発生しません。
また、長期にわたっての森づくりでは、毎年一緒に活動をしていただけるオーナーの皆さんとも交流ができました。これからも50周年、100周年と財団の活動が続き一緒に100年・200年の多様性のある循環する森づくりができたらと思います。