助成先のご紹介
地域のお客様の募金を、地域の皆様へ
セブン-イレブンの店頭募金箱にてお預かりした募金を、地域で活動している環境市民団体に「環境市民活動助成金」としてお届けし、その活動を支援しています。
地域のお客様の募金が、地域の環境市民活動を支援する助成制度です。
助成先団体<北信越>
一般社団法人 にいがたヨガ協会(新潟県新潟市)
私たちの街は生活のごく身近に日本海があり、四季折々に美しく壮大な自然の姿を見ることが出来ます。この素晴らしい環境を生かし、心と体の健康づくりをするビーチヨガとビーチクリーンをおこなっています。砂浜を歩くだけでもが足腰が丈夫になり、裸足になれば足裏で大地を感じるグラウンディング効果があります。
夢中になってゴミを拾い、終わった後にはビーチも自分もスッキリ!きれいになった砂浜で子供たちがかけっこチャレンジや宝探しなどの海あそびを楽しみます。
集めたゴミを囲んで「今日はどんなごみを拾ったかな?海のゴミの80%は街から出たいる」といったことを英語を交えて楽しく学ぶほか、賞品として地元の新鮮野菜や県産小麦を使用したそうめんなどを配布して食や農業についても知ってもらうようにしているので、大人の方にも好評です。掃除のために来るだけでなく、海をきれいにしたくなる企画を心がけています。
2022年
冬号より
特定非営利活動法人 しろやまの会(新潟県新潟市)
私たち「就労継続支援B型しろやま」は、障がいのある方の自立と社会参加を支援し、さまざまな仕事に取り組んでいます。廃品回収や企業からの受託仕事、近隣の歴史的建造物の清掃のほか、古着を裂いた布を使用した布ぞうりや、ふるさと納税返礼品にもなっている、地元産のそばがらを使用したそばがら枕などを作って販売しています。地域とのつながりも大切にしており、地域貢献として職員と利用者で施設近くの西海岸公園の清掃をおこなっています。
活動拠点である新潟市の西海岸公園は日本海の海岸沿いに5㎞にわたって広がる広大な公園で、周辺には水族館や市営プール、海水浴場などもあり、市民の憩いの場となっています。時には地域の小学生や自治体の方と共同で清掃をおこない、障がいのある方にとっては社会参加になり、地域の方に施設の活動や障がいのある方について理解していただく良い機会ともなっています。清掃中にすれちがう方たちの「ありがとう!」の言葉にやりがいを感じつつ、これからもきれいな公園のために活動を続けていきます。
2022年
夏号より
NPO法人 野外教育学修センター魚沼伝習館(新潟県)
首都圏からの交通利便性に優れ、都会の喧騒がわずかに聞こえそうなこの地に、表情豊かな自然、四季、そして伝統や文化が脈々と受け継がれているのをご存知でしょうか。その自然や文化に親しみながら、様々な体験活動を実践する場として2005年に発足したのがNPO法人魚沼伝習館です。
豊かな人間性とたくましい体を育む自然体験学習は、生涯を通じて人生の中に位置づく生涯学習そのものです。
そこで、魚沼伝習館では青少年育成事業と地域づくり事業の二本柱で事業を進めております。青少年育成事業は未来の地域を担う人材の育成であり、地域づくり事業は育成した青少年の活躍できる土壌を魚沼で築いていくことを目指します。後継者の育成とともに地域の活性化、そのどちらもこれからのよりよい社会づくりにはかけてはいけないものであり、相互に作用していくものだと考えています。
2012年
春号より
秋葉山自遊会(新潟県)
また昨年、新潟市立金津中学校の総合学習に初めて協力し、全20回の中で、森林整備、プロジェクトアドベンチャーの手法を使ったプログラム、ツリーハウス作り、木質バイオマスエネルギーについての学習などを行いました。今年も昨年に引き続き、里山総合学習に協力しており、みどりの基金から頂いた活動助成で、車椅子で渡れるツリーハウスへの橋作りなどを行っています。
大佐渡放牧トラスト(新潟県)
当会は島内の放牧草原再生を目的に2007年に発足し、放牧用和牛の購入・飼育や、草原再生手順の検討をしてきました。そして昨年は自走式草刈機を導入し、枯草を大々的に除去。また島根より草原再生の第一人者高橋佳孝氏を招聘し、アドバイスを受けました。
草刈り実施地では、ノシバの芽吹きが促され、一面の緑の中で牛が草を食む光景が蘇りました。本年も6月に実施の予定です。また、5月には当会所有の牛が放牧デビューします。
NPO法人 新潟水辺の会(新潟県)
NPO法人 里山クリーン新潟(新潟県)
里山保全活動の一つとして、山で作業や自然観察を行うための作業道の整備も行っています。また、自然観察、森の保全、活動の安全などに対しては資格指導者の養成に力を入れ、広く対応できる体制づくりに努めています。
NPO法人 自然環境ネットワーク・射水市ビオトープ協会(富山県)
近年、過疎化や高齢化の影響で里山の自然は後退しつつあります。
減少している地域在来生物を保存するために耕作放棄された農地や山林の沢にビオトープ池や水路をつくり、昆虫や両生類等の生息・産卵場所を造成しました。池ではヤマアカガエルやツチガエルが産卵し、水路ではクロサンショウウオの幼虫やホタルの餌になるカワニナ等も繁殖しました。また、池の上の木にはモリアオガエルの卵塊も数多く確認出来ました。
今後は形成したビオトープ等を活用した自然観察会やセミナー等を開催し、生物多様性の理念の普及を推進していきたいと思います。
2015年
春号より
NPO法人 日本中国朱鷺保護協会(石川県羽咋市)
当協会は2001年の結成以来、日本と中国の両国で、トキ保護のための普及啓発活動に取り組んできました。日中韓交流事業であるトキの絵事業(コンクール)は、今年で15回目を数えます。小学生たちから応募されたトキの絵は、「いしかわ環境フェア2023」会場での表彰式をはじめ、各地で開催する展示会でも披露され、多くの人のトキへの関心を高めています。
また、恒例となった「いしかわ動物園トキ里山館」開館周年イベントや、「のと里山里海ミュージアム」のフェスティバル、放課後児童クラブや児童館などで開催する「トキめき工作教室」を通して、多くの人にトキ保護への理解も深めてもらいました。
さらに、自然と生き物の大切さを学ぶ「トキの里自然学校」を開催し、野鳥観察会や田んぼビオトープづくり、生き物調査などの自然・環境保全活動にも取り組んでいます。
能登地域は、本州最後のトキが生息していた場所です。2026年以降には能登でトキの放鳥が予定されていますが、当協会は2026年の放鳥の実現と野生復帰を切に願っており、現在、そのための活動を地道に進めています。
2023年
冬号より
ポレポレ自然環境観察会(石川県)
2010年5月に「いしかわの生物多様性を守るため広く県内の里山、里海、河川、湖沼、海浜等の動植物を中心とする調査・観察をとおして、一般県民・市民・子供たちの自然環境の保護・保全への関心を高めること」を目的にポレポレ自然環境観察会を設立しました。
会の名称「ポレポレ」は、ケニアのスワヒリ語で「ゆっくり」の意味です。 世界農業遺産である能登半島の里海を中心に活動しており、最近は志賀町上野海岸で石川県指定の絶滅危惧種である塩生植物「ウミミドリ」の実態調査とともに、町指定文化財から県指定に昇格するためのドローンによる予備調査を石川県立大学環境学科と連携して取り組みました。
また、能登半島の海士岬海岸の貴重な「ハマゴウ植物群落」に寄生する外来植物「アメリカネナシカズラ」の侵入・拡大から守る活動をNPO法人石川県自然史センターの専門家のご指導と助言の下で取り組んでいます。
また、駆除した外来動植物は、草木染め体験の材料や、市内飲食店の食材にするなど、新たな湿地との関りも生まれています。
私たちは、人が湿地に手を加えることで、湿地の維持・再生に取り組み、この環境をよりよい姿で未来に残していきたいと思っています。
2020年
春号より
海洋環境防災調査研究会(石川県)
地球温暖化の影響を受けやすい「スナガニ」は、新たな「海洋環境指標」として注目されており、また、既に全国の7県で準絶滅危惧種等に指定されています。
石川県内では過去(1983年、1993年)に地元大学、最近では「のと海洋ふれあいセンター」によるスナガニの生息(巣穴)密度調査の報告がありますが、市民レベルによる調査の例はありません。
今回、「のと海洋ふれあいセンター」の専門家の指導・助言等を受けながら能登半島の内浦海岸と外浦海岸、海岸侵食の激しい加賀海岸での巣穴の分布密度調査を市民レベルの目線で取り組んでいます。
これまでの調査では、県内の過去の調査で巣穴が見られなかった砂浜で高い密度の巣穴が確認された例や、逆に過去に巣穴が多く確認されていたのに、今回巣穴が少ない砂浜など海岸侵食による自然環境の変化が大きく影響していると思われる実態が確認されています。
2017年
冬号より
輪島親子昆虫クラブ(石川県)
能登の里山里海と言われる輪島でも、子供たちはなかなか自然の中で遊べません。もっと子供たちと自然の中で遊びたい。生き物や自然についてもっと知りたい。農業もやってみたい!というお母さんたちの声から活動が始まり、今年で4年目です。輪島の自然を活用して子どもがのびのびと遊べること。正しい自然の知識と本物の経験を通して自然を活用できることを目指して活動しています。
当初は昆虫博士との生き物観察を中心に活動、活動4年目の今年はさらに地域の方やお母さんたちの力も増え、生き物調べ、昆虫博士合宿、農家に弟子入り体験、未就園児のお散歩など活動の幅が広がっています。
自然に興味を持ち環境や地域のことを考えるきっかけとなることはもちろん、自然の中で子供たちとのびのびと過ごすことにより、家事や日々の仕事から解放され、親もリフレッシュできます。
昆虫をはじめ輪島の自然や農業に目を向けて今後も活動していきたいと思います。
2017年
秋号より
NPO法人 盥に一滴の水(石川県)
以後、犀川(さいがわ)河川敷の清掃、樹木の整枝選定、人の心に「一時の感動を」と竹灯籠を年に4回程市内に設置するなど活動の幅を広げた。春先から秋口にかけて犀川河川敷の清掃を続けることで河川アドプト制度の認定を頂いた。金沢城公園内丸の内駐車場に重きを置いた活動では、参加された多くの方より「駐車場利用が楽しみだ」と喜ばれ、今回の福寿草植栽も、その経緯で県からOKを頂いた。これらの活動が「平成25年度かなざわ景観協力賞」受賞につながった。
私たちの今とこれからを一言で表現するなら『温かい街創り』である。
2014年
春号より
NPO法人 河北潟湖沼研究所(石川県)
私たちは、河北潟の現状に即した環境保全対策を提案するために、水辺の生態系やその他の調査、環境改善のための実践的な活動、活動推進と研究成果普及のためのシンポジウム開催、小学校の環境教育の手伝いなどを行っています。
最近は、潟の水辺環境修復のための研究と実践に取り組んでいます。中でも外来植物チクゴスズメノヒエの除去と在来植物の保全活動を行い、多様な地域団体との協働を進めています。NPOとしての社会的使命を果たすことのできる能力的な裏付けを持った組織となるため、より一層活動を推進したいと考えています。
2010年
秋号より
にじいろずっく(福井県福井市)
2021年
冬号より
清水北地区里山の会(福井県福井市)
私達が住む福井市清水北地区の中心部に、標高が低く、たくさんの歩道があってとても訪ねやすい里山があります。スギや広葉樹の多様な森で、色んな動植物が生息し、季節の移ろいを感じられる身近な山です。ですが訪れる人は年々減って荒れてしまい、人が入りにくい環境になっていました。そこで、里山を再生し、地区住民の憩いの場所として生まれ変わらせ、それが住みよい街づくりに繋がればと考え、平成24年に会を発足しました。
以来8年間、森や歩道の整備を行い、トレッキングや生き物観察会、森のコンサートなど色んなイベント活動や、地元の保育園児や小学生に対する里山を通じた教育活動を行ってきました。
年々活動の幅が広がり、最近では台風による倒木を薪にして有効活用したり、松枯れで荒れてしまった場所を伐採したり、小学生とドングリの苗木を育てて植樹する取組みを行っています。これからも、まだまだある里山の魅力を引き出して、裏山があって他の地区から羨ましがられる地域づくりをして行きたいと思っています。
2020年
秋号より
NPO法人 森林楽校・森んこ(福井県)
私たちは、約10年前かやぶきの民家を含めて3軒の空き家が残る老左近(おいさこ)という無住集落で活動を始めました。何を目標とすべきか?どのような活動をすべきか?全くの手探りでした。様々な活動をしながら試行錯誤を重ね、多くの人々の協力や支援をいただき、昨年ようやく計画をまとめることできました。OISAKO夢充集楽プロジェクトと名付けました。
このプロジェクトが目指すのは「過疎化する地域に魅力ある田舎の暮らしを作る」ことです。
現在月2回の体験活動を行っています。ここに集う人たちが、四季折々の体験や交流から、楽しみながら「未来の田舎暮らし」を感じ・考え・実現してもらえるような環境づくりを目指しています。
来年は、かやぶき民家に加えて、もう一軒の古民家をリノベーションして、さらに多様な交流や体験活動を展開していきます。人と人、人と自然、地域と地域とがより豊かな交流をし、より良い社会を作っていく。私たちの活動が、そのほんの小さなお手伝いなればと願っています。
2018年
冬号より
NPO法人 森のほうかごがっこう(福井県)
また、非日常的な川・森あそびに加え日常の中での『あそび』を大切にするために『プレーパーク』の開催を月に2回程度行っています。
『プレーパーク』は、火を使ったり、地面に穴を掘ったり、何かをつくったり…。自分の『やってみたい!』を実現していく遊び場です。大人から指示されて出来るのではなく自分でやってみたいことを「どうしたらできる?」と考え・創造し出来たことが本当の学びの力。ひとりひとりの子どもが持っている、その素晴らしい力を引き出し、未来にむかって大きく成長することを支える活動です。
今後も自然を通した環境教育を行い、福井の未来を担う子どもたちのために地域の育成活動を続けていきたいと思います。
2016年
秋号より
水辺と生き物を守る農家と市民の会(福井県)
里地里山の生物多様性の健全回復のための水田ビオトープ造成による希少種の保全、外来種の調査・駆除や、豊かな自然環境を後世に伝えるための小中学校での環境学習の支援を行っています。本年は、当地域に40年ぶりに飛来したコウノトリ「えっちゃん」の保護活動にも参加しました。
また、本年はクチバシの折れたコウノトリ「コウちゃん」が当地域に飛来して40年を迎えることから、飛来40周年記念事業を開催します。現在我々は、水田生態系の頂点であるコウノトリを象徴に「再びコウノトリが舞う人と生き物が元気な里づくり」を理念に活動しています。
2010年
冬号より
NPO法人 森林楽校・森んこ(福井県)
2005年8月にNPO法人となり、月1回ほど各団体からの依頼活動の他に、親子キャンプや昔ながらの竹スキーづくりなどの事業を各年1回主催しています。また、丸太クラフト制作などの間伐材を利用した事業も行っています。
2007年からは、「あしたのための懐かしさ」をコンセプトに、無住集落を借り受け、里山復興事業をはじめました。かやぶき民家を中心に、さまざまな交流事業を行っています。これまでに、「里山講座」「かやぶき講座」「旧暦講座」「里山ほのぼのライブ」などのイベントを行いました。また、裏山では竹林や杉林の整備を行い、遊歩道も開設中です。さらに休耕田では「はーぶ農園」を造園中です。十数人の仲間と仕事の合間をぬっての活動なので、なかなか思うように進みませんが、あせらずに楽しく活動をしています。
2010年
春号より
NPO法人 黒平自然の森学校(山梨県)
山の暮らしの豊かさを守り、過疎に悩む山間集落の未来を切り開くために活動の輪を広げていきたいと思っています。
2015年
春号より
NPO法人 えがおつなげて(山梨県)
また都市と農村との交流活動として、全国からの若者をはじめとするボランティアや、都市住民を受け入れてこれらの農作業のお手伝いをしてもらうとともに、農山村の人々の持つ技術や知恵を身につけてもらう機会をつくり、活動の輪を広げています。
エコラ倶楽部(長野県原村)
健康で豊かな森はお日様の光をたっぷりと浴びCO2を減らします。そして、しっかりと張った根が土砂崩れを防ぎます。また森を流れる小川はやがて養分を蓄えた大きな流れとなって海に注ぎ、生物を育んでくれます。
私たちは日本中をそんな森にしたいと願い、八ヶ岳の麓の原村の森を拠点に活動しています。大きな木が育つ森にするために春は間伐をおこない、地面まで陽の光が入る広葉樹の苗が育つ環境を作っています。夏には地域のお子さんをたくさん招待しての楽しい森のお祭りを。そして一年を通して下草刈り作業を会員さんや地域の皆様と楽しくおこなっています。
森での活動は「とても疲れる」「ちょっと危ない」と思っている方も多いと思いますが、そうではありません。「楽しくておもしろくて興味深くて、疲れるけどとっても気持ちがいい!」それが森の活動です。
森とつながることの大切さを、子供から大人まで楽しみながら実践できるよう、今後も取り組んでいきたいです。
2022年
春号より
沖一班有志会(長野県上田市)
この活動の始まりは、平成18年頃、地域住民からの「道路緑地帯の草が伸びて、車両で道路に出る際に見にくい」「緑地帯に投棄されるごみが多い」との話から、緑地帯の清掃を行えば「道路に安全に出られ、投棄ごみも少なくなる」との意見から始まった有志による活動です。
活動は、道路沿いの緑地帯・歩道の清掃(草刈り・植木剪定・ごみ拾い)を年6回(5月~10月)行っています。
今では、地域住民から「道路へ出やすくなった」「緑地帯のごみが減った」との話が聞こえてきます。なお、清掃活動中に地域住民や運転者からの「ご苦労さま」の声掛けがあり、有志全員の張り合いとなって活動が長続きしていると思います。
今後は、有志メンバーが高齢化になっていくことと、活動が道路沿いなので、若い活動メンバーを募集しながら、安全を優先して、地域の皆さんや運転者の皆さんの心が少しでも安らぐ地域づくりを目指し、活動を続けていきたいと思います。
2021年
夏号より
NPO法人 じろ倶楽部(長野県)
私達がこどもの頃夢見ていた21世紀を迎えふと気がついたとき、濃密だった人間関係や、様々な生き物と共存していた里山、こども達のきらきら輝く瞳が過去の遺物のようになってしまった状況に危機感を覚えました。
「じろ倶楽部」はこんな状況を危惧したメンバーにより2007年3月に認定NPO法人として発足。人と人、人と環境(自然・文化・伝統・産業等)をつなぐことをメインテーマとし、様々な年齢間の絆を構築する事を事業の目的としています。
名称のじろ「地炉」は、昔はどこの家にもあり、食事をし、体を温め、憩い、家族が絆を育む場であった「かまど」や「囲炉裏」を意味しています。
活動はテーマが広範囲のため多岐にわたり、毎年テーマを決めて事業が実施されます。フィールドもNPO結成当初から活動を続けて来た森をメインに、川、農場と様々な場所で四季を通して実施され、参加する年代も様々です。最近は子どもの頃参加していた若者がスタッフとして参加してくれる事がメンバーの励みになっています。
2018年
秋号より
生ごみ削減・再生利用プロジェクト(長野県)
そこで私たちは、市民が農場に持参した生ごみを堆肥場に入れ、出来た野菜と交換し、子どもたちと一緒に農作業を行うことで、生ごみの減量活動に参加してもらう「キッズ生ごみ農園クラブ」を創設しました。ジャガイモ・大根・ナス・黒豆などを育て収穫し味わうことで、生ごみ堆肥で立派で美味しい野菜が出来ることを実感し、食と農の地域内循環を親子で学ぶ機会となっています。
2017年
夏号より
上横道自治会(長野県)
これからも上横道の先輩たちが、営々として築き上げた素晴らしい伝統を大切にして、道路と河川の清掃・草刈りを絶やすことなく皆で続けていきたいと思います。
2017年
春号より
NPO法人 薪の会(長野県)
早いものであれから17年、毎年軽トラックで山にむかい、間伐材をどれだけ運んだことでしょう。そんな繰り返しの中から見えてきた山林の現状は、いろいろな課題を投げかけました。出口の見えない木材不況、低価格、助成金頼みの山林整備…そんな思いから会をNPO法人化し「薪の会」と改称、間伐材を有効な資源として活用し、山林の育成の手助けをしようという目標を明確にしました。
会が拠点を置く長野県伊那市。その中の長谷(旧長谷村)溝口地区で住民が主体となって取り組む200haに及ぶ里山整備事業に協働し、その間伐材を薪として製品化しています。お蔭様で2012年の暮れには生産分が完売し、次年の生産拡大に自信を持ちました。
2013年
春号より
NPO法人 トンボ山(長野県)
都会とのつながりを有効に活かしながら、里山文化の発展を模索しています。都会の子どもたちの自然体験、大学生の就活のための林業体験、休耕田を利用したハッチョウトンボの生息環境保護、間伐材を再生可能燃料として循環させる薪の駅づくり、マツタケ増産施業講習会や山づくりセミナーなど実施してきました。
このたびは東日本大震災の復興支援として、間伐材を利用した低価格で、セルフビルド可能な簡易型のログハウスの開発を行い、被災地に向けてその技術提供を始めています。
今後も地域資源を生かし、人のつながりを活用し、地元も震災地も都市住民も共に元気になるために奮闘していきたいと思います。
2012年
冬号より
NPO法人 GOZAN自然学校(長野県)
“自然に親しみ、自然を楽しみ、自然に学び、自然の大切さを感じられる人づくり”と“すべての生き物が、元気でこのまま明日につながる活動”を目的に、これからも、「いただきます」「ありがとう」って言える、友だちを気遣える子どもの育成に励んでいきます。
2010年
冬号より
NPO法人 白馬郷土山野草友の会(長野県)
当初手掛けたのはサイクリング道「白馬小径」に植えられた山野草の補植と管理でした。2008年度からセブン‐イレブン記念財団や県の支援金が得られ植栽地を増やしているものの、まだ私的な場所からはみ出た園芸種の方が目立っています。
会のモットーは、対象を公的な場所に限定し、個人庭園や田畦には個人の趣味を容認し、草花そのものや土地の趣味(光・水分環境、気候、地形などの適合)を重視した植栽を心がけることです。
外来種の根も種もない川砂をマルチングし植栽しても、月に一度は草取りしなければ外来種に逆襲されます。山野草を育てることはまさに外来種との戦いですが、2年目からは増殖し、3年目はほぼ手がかからなくなります。目標はまさに「村ごと自然公園」です。
2010年
秋号より
NPO法人 軽井沢・森の街つくり隊(長野県)
NPO法人 グリーンウッド自然体験教育センター(長野県)