森林スポーツフェスタ
国民のために開かれた国有林の大自然の中で行われるエコスポーツを通して、私たちを取り巻く自然環境の大切さや問題に関心をもち、身近なところからその取り組みができるということに気付いていただこうと、北海道では1999年の第2回より、九州では2002年の第1回より、森林スポーツフェスタに特別協賛しています。
「九州森林スポーツフェスタ」は国有林でエコスポーツを楽しみながら、森林の恩恵を感じる事で地域の環境保全に役立っていくことを目的に開催されています。セブン-イレブン記念財団は第1回大会より特別協賛しています。
北海道森林スポーツフェスタ
「ゼロ・カーボン」のイベント開催を目標に、森林をはじめとした自然環境の大切さを楽しみながらスポーツと環境保全プログラムの融合を目指し、今回は支笏湖ビジターセンターをメイン会場に各イベントが開催されました。
晴天に恵まれ、144名がマラソンやノルディックウオーキングに参加、多くの声援を受けながら気持ちの良い汗を流しました。
環境保全プログラムでは、
- 水中緑化 北海道のレッドデータブックで希少種に指定されているチトセバイカモについて学ぶ
- ツリーイング ロープと安全ベルトを使って木登りに挑戦し、鳥や虫の視点で景色を眺める
- みんなのねんど 廃棄食品から作られたねんど遊びを通じて、フードロスや森の再生について考える
などを開催し、子どもたちの元気な声で溢れていました。
九州森林スポーツフェスタ
福岡県篠栗町は、三方を山に囲まれる豊かな自然を有しながら、福岡都市圏から車で30分とアクセスがよく、古くから篠栗四国霊場として知られる遍路の郷です。2009年3月には森林セラピー基地の認定を受けました。
こうした篠栗の特徴を活かし、森林セラピーロードを走る森林マラソンのほか、ハイキング気分の森林浴ウォーク、2本のポールを使用するノルディックウォーキング、森林体験教室などが実施されています。
会場周辺には樹齢500年を越す巨大杉がいくつも存在しており、その姿は静かでありながらとても力強く、まるで訪れる人々を見守っているかのようです。
その素晴らしい篠栗の自然の中で、参加者の方々はそれぞれの競技に汗を流しました。
今年も地元FM局のDJの元気なアナウンスや地元の食材を使った豚汁や野菜の販売などがあり、競技をスタートした参加者の帰りを待つ会場も大賑わいでした。