支笏湖周辺台風災害・復興の森づくり
事業の概要
北海道の市民が「森の育て親」になって豊かな森林を蘇らせる植樹活動開始! 募金受付と参加者募集をセブン-イレブン店頭で展開
北海道森林管理局・石狩森林管理署とセブン-イレブンみどりの基金は、2006年(平成18年)5月25日(木)に、2006年度~2008年度の3年間の「国有林における森林整備等の活動に関する協定」を結び、支笏湖周辺の100haの大地に10万本の植樹を行う「支笏湖周辺台風災害・復興の森づくり」の活動に取り組みます。
復興の森づくり活動の推進のために、2006年5月26日(金)千歳市議会棟大会議室において、(社)日本森林技術協会北海道事務所長・中易紘一氏を委員長に、行政・環境市民団体・企業・地域団体などから成る「支笏湖周辺台風災害・復興の森づくり実行委員会」を設立。
実行委員会は、運営事務局を札幌市に置き、復興の森づくりの企画・運営・管理を担当し、植樹参加者「森の育て親」の応募受付・植樹・森林環境教育プログラムの実施などの業務を行います。
石狩森林管理署は、支笏湖周辺の風倒木被害地域である国有林を活動場所として提供し、森づくりの基本的な技術指導を行います。また、セブン-イレブンみどりの基金はこの事業にかかる事業費6000万円を支援するとともに、道内のセブン-イレブン店舗で、募金受付と参加者募集を行いました。
また、セブン-イレブンみどりの基金は、多くの参加者を募り、募金を復興の森づくりに還元するため、北海道のセブン-イレブン店 (828店舗)の協力を得て、2006年6月12日(月)~7月9日(日)まで募金箱を「支笏湖周辺台風災害・復興の森づくり」として、募金活動を行います。合わせて、ポスター、レジ画面、レシートで参加者募集の告知を行いました。また同時に、北海道内のイトーヨーカドー15店舗、ロビンソン百貨店札幌店においても、ポスターの掲示とチラシによる参加者募集を行いました。
皆様から寄せられた総額155万6449円の募金は支笏湖周辺台風災害・復興の森づくり委員会に寄付し、復興の森づくりにお役立ていただきます。2006年秋植樹には63団体、約1800人が参加し、50haに5万本の植樹を行いました。
セブン-イレブンみどりの基金は、2004年9月8日未明から北海道に接近した台風18号の影響により、大きな風倒木被害を受けた支笏湖周辺の森を再生し、豊かな森林を蘇らせることを通じて、北海道のお客様から寄せられた募金を北海道の自然保護・再生に還元していきたいと考えています。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
※なお、5月26日のマスコミ発表では、募金期間を2006年5月26日(金)午後6時~ 6月26日(月)としましたが、5月30日(火)~6月11日(日)の期間、『ジャワ島中部地震』災害救援金募金に変更したため、この期間復興の森づくり募金を一時中断し、6月12日(月)から再開しました。ご協力ありがとうございました。