東日本大震災復興プロジェクト
2011年6月よりセブン-イレブン加盟店、本部社員をはじめとしてセブン&アイ・ホールディングスグループ社員による東日本大震災復興ボランティア活動を実施しています。
2011年は6月と9月に宮城県気仙沼市「九九鳴き浜」の海岸清掃を行いました。2012年からは気仙沼市唐桑町の漁業支援と、大崎市鳴子温泉で健全な森づくりを目指した「宮城セブンの森」の活動を行い、「森も海も蘇る活動」に取り組んでいます。
宮城県気仙沼市唐桑町「唐桑創生村」において、畠山村長はじめ唐桑のみなさんに迎えられプロジェクトがスタートしました。 加盟店6店6名、セブン-イレブン本部社員8名、グループ社員33名、参加者合計47名に唐桑創生村の漁師さん9名の指導を受けながら総勢56名で、牡蠣養殖みみづり作業、いかだアンカー作成作業を行いました。
【参加者の感想】
- ハードなボランティア作業ですがやりがいのあった活動でした。東北の復興につながることは積極的にこれからも関わっていきたい。
- ボランティアは人のためだけではなく、自分のためにも行うべきことだとわかりました。とても強い絆で繋がられており、とても感動しました。人とのつながりが大切だと改めて認識しました。
【唐桑創成村 畠山村長感想】
- 毎年、私たちのところに来ていただき感謝しております。これからも復興作業ではなく観光でお越しいただきたいと思います。本当にありがとうございました。
大崎市鳴子温泉の「宮城セブンの森づくり」は、加盟店23店23名、セブン-イレブン本部社員49名、グループ社員18名、地元住民23名他、参加者合計131名が、NPO法人しんりん7名に協力していただき、総勢133名で活動しました。今回は、こけしの原料ミズキの植樹及び昨年植樹した捕植作業を行いました。
【参加者の感想】
- 震災を忘れず、我々が出来る社会貢献活動を皆さんと共に継続して行っていきたい。
- こけしの里の鳴子で数少なくなったミズキを植樹して頂き感謝致します。
我々、地元の人間も10年、20年・・・の取組となるかと思いますが継続し参加したいと思います。(地元こけし店) - 家族で参加させて頂きました。素晴らしい経験を子供と共に行えたことに感謝します。
- 今日、セブンイレブンに行って募金箱に募金させて頂きます。 (地元の市民の方)
回 | 実施日 | 活動内容 | 植樹本数 | 参加人数 | |
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加盟店と 本部社員 |
総勢 | ||||
第1回 |
2011年6月11日 |
「九九鳴き浜」の海岸清掃 | 59名 | 59名 | |
第2回 | 2011年9月17日 | 「九九鳴き浜」の海岸清掃 | 71名 | 130名 | |
第3回 |
2012年9月22日
2012年9月23日
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気仙沼市唐桑町で養殖作業
第1回「宮城セブンの森」植樹と竹林伐採
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1,500本
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68名
120名
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71名
195名
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第4回 |
2013年9月7日
2013年9月8日
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気仙沼市唐桑町で養殖作業
第2回「宮城セブンの森」雨のため森林セミナーと現地視察
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56名
56名
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56名
58名
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第5回 |
2013年11月3日
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第3回「宮城セブンの森」植樹
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2,000本
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132名
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140名
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第6回 |
2014年9月13日
2014年9月14日
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気仙沼市唐桑町で養殖作業
第4回「宮城セブンの森」植樹と竹林整備
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2,000本
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65名
202名
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65名
208名
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第7回 |
2015年6月13日・14日
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第5回「宮城セブンの森」竹林整備
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43名
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49名
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第8回 |
2015年9月26日・27日
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第6回「宮城セブンの森」植樹と竹林整備
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2,030本
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57名
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63名
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第9回 |
2015年10月24日・25日
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第7回「宮城セブンの森」竹林整備の後片付け
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10名
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10名
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第10回 |
2016年4月23日・24日
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第8回「宮城セブンの森」竹林整備
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27名
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29名
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第11回 |
2016年9月3日
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「九九鳴き浜」の海岸清掃と気仙沼市唐桑町で養殖作業
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18名
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50名
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2016年9月4日
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第9回「宮城セブンの森」竹林整備と杉1,000本、桜30本を植樹
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1,030本
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121名
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149名
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第12回 |
2017年5月20日・21日
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第10回「宮城セブンの森」竹林整備
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7名
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9名
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第13回 |
2017年9月9日
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「九九鳴き浜」の海岸清掃と気仙沼市唐桑町で洋食作業
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42名
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51名
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2017年9月10日
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第11回「宮城セブンの森」杉3,000本、桜50本を植樹
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3,050本
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150名
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158名
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第14回 |
2018年7月14日
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牡蠣養殖いかだ作り、いかだアンカー作成、ブイの表面清掃作業
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17名
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48名
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2018年7月15日
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第12回「宮城セブンの森」竹伐採、支柱づくり、獣害ネット設置
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38名
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47名
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2018年9月22日
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第13回「宮城セブンの森」雨天中止、有志で植樹
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800本
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2名
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10名
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第15回 |
2019年9月7日
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牡蠣養殖みみづり作業、いかだアンカー作成作業
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14名
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56名
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2019年9月8日
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第14回「宮城セブンの森」こけしの原料ミズキの植樹及び昨年植樹した捕植作業
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740本
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58名
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133名
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合 計 |
13,150本
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1,431名 | 1,834名 |
気仙沼市唐桑町「唐桑創生村」で、畠山村長はじめ唐桑のみなさんに迎えられプロジェクトがスタートしました。 加盟店5店7名、セブン-イレブン本部社員12名、グループ社員20名、参加者合計39名に唐桑創生村の漁師さん9名の指導を受けながら総勢48名で、牡蠣養殖いかだ作り、いかだアンカー作成、ブイの表面清掃作業を行いました。
【参加者の感想】
- 今回初めて牡蠣養殖のいかだ作りを行いました。かたちある漁業支援に携わることができ、地元漁師さんに喜んで頂き達成感ありました。
- 継続し参加していますが、少しずつ復興が進んできていると感じます。少しでもボランティアというかたちで協力出来やりがいを感じます。
大崎市鳴子温泉の「宮城セブンの森づくり」は、加盟店8店8名、セブン-イレブン本部社員10名、グループ社員18名、参加者合計34名が、NPO法人しんりん9名に協力していただき、総勢45名で活動しました。 今回は、竹伐採、支柱づくり、獣害ネット設置を行いました。
【参加者の感想】
- 東北の復興に東京から皆さんがボランティアで来て頂いていることに感謝します。
東北地区としても地域貢献出来るよう活動を継続します。 - 新しい場所での竹林整備を開始し、気合が入りました。この活動を継続して欲しいと思います。次回も必ず参加します。
気仙沼市唐桑町「唐桑創生村」で、畠山村長はじめ唐桑のみなさんに迎えられプロジェクトがスタートしました。 加盟店4店4名、セブン-イレブン本部社員13名、グループ社員25名、参加者合計42名に唐桑創生村の漁師さん9名の指導を受けながら総勢51名で、二手に分かれて九九鳴き浜の海岸清掃と漁業支援の牡蠣の養殖作業を行いました。
養殖作業は、牡蠣の表面に付着した藻や海草、ホヤ貝などをきれいに落とす作業です。付着したままにしておくと、牡蠣は養分が吸い取られてしまい育ちません。一つの網に20個入っていた牡蠣を取り出して一度きれいにし、大きく育つように1つの網に半分の10個に移し替えて海に戻しました。
九九鳴き浜は、歩くとキュッキュッとかつてのように鳴きました。浜は瓦礫がなくなりきれいにみえましたが、まだ掘り起こされずに放置されたままのごみもありました。今回、埋まっていた大きな重い鉄の梯子を掘り起こし、起伏が激しく細い山道をみんなで交代しながらごみ置き場まで運びました。
【参加者の感想】
- 震災復興のボランティアとして伺いましたが創生村の皆さまに、かえって元気をいただき感謝の気持ちで一杯です。
- 九九鳴き浜で活動し、当時のことを思い出すと共に徐々に復興していることを実感出来ました。
大崎市鳴子温泉の「宮城セブンの森づくり」は、加盟店14店24名、セブン-イレブン本部社員103名、グループ社員25名、参加者合計150名が、NPO法人しんりん8名に協力していただき、総勢158名で1.2haにスギ3000本、サクラ50本を植樹し、鹿などの食害対策に苗木用サプリガードを設置しました。
【参加者の感想】
- 植樹の活動になり大変でしたが、それだけ山の整備がすすんできたことを実感し達成感を感じました。
- 今回はじめて震災復興プロジェクトに参加させてもらったが来年も参加したいと思います。もっとこういった取り組みを皆さんに知ってもらいたいと思います。
東日本大震災復興プロジェクトは震災が発生した2011年6月に気仙沼市の九九鳴浜の海岸清掃から始まりました。今回は台風10号の影響で漂着ごみが多い九九鳴浜の海岸清掃活動と、気仙沼市唐桑での牡蠣養殖イカダ用アンカー(錨)作りを行いました。
台風10号の影響でごみが漂着した九九鳴浜の海岸清掃と、気仙沼市唐桑での牡蠣養殖イカダ用アンカー(錨)作りを、セブン-イレブン加盟店と本部社員18名、グループ社員21名、創生村の方11名、総勢50名で行いました。
【参加者の感想】
- 台風10号の対応で大変な中、受け入れていただいた創生村の皆さまに、かえって元気をいただき感謝の気持ちで一杯です。
- 4年ぶりに九九鳴き浜で活動し、当時のことを思い出すとともに徐々に復興していることを実感できました。
セブン-イレブン記念財団では、セブン-イレブン店頭の募金箱をアクリルから木製に変えています。「宮城セブンの森」の間伐材で製作した初めての木製募金箱を出荷することを記念し、宮城県大崎市の伊藤康志市長、(株)サスティナライフもりの家の大場社長、社会福祉法人共生の森の牛渡理事長に参列いただき、実際に募金箱を製作している方から大崎古川新田店オーナーの金子氏とセブン-イレブン記念財団の山本理事長とに木製募金箱が手渡されました。
この木製募金箱は、宮城県大崎市NPO法人 ドリーム・グリーン・プロジェクトさんで一つひとつ丁寧に手作りしていただいています。 同NPO法人は、障害者に働く場を提供し、意欲や能力の向上をはかるための「就労継続支援事業所」です。
【参加者の感想】
- 宮城県大崎市の伊藤康志市長より
- 「宮城セブンの森に続き、全国展開の募金箱の製作に大崎市を選んでいただき、感謝しています。」
- NPO法人 ドリーム・グリーン・プロジェクト 岩下理事長より
- 「募金箱の作成は障害者の方が担当しています。これまで、解体やモノを壊す仕事が中心でしたが、モノを作る仕事に携わることができました。担当者もそのご家族も大変喜んでおり、この授与式は関係者一同にとってもとても励みになります。ありがとうございました。募金箱の製作を頑張ります。」
- セブン-イレブン記念財団 山本理事長より
- 「皆さんのお力で素晴らしい募金箱を製作していただき、誠にありがとうございます。」
セブン-イレブン加盟店オーナーや本部社員をはじめ、セブン&アイHLDGS.グループ社員のボランティアが、東日本大震災の復興支援活動に取り組みました。
2014年9月12日(金)18:30、55名のボランティアを乗せた2台のバスが東京四ツ谷の本部を出発、めざすは岩手県一関です。翌朝の9月13日(土)は気仙沼市唐桑町で牡蠣の養殖作業を、14日(日)は鳴子温泉玉ノ木の「宮城セブンの森」の森づくりを現地参加者と合流し総勢202名で実施しました。
秋晴れの大漁旗がたなびく気仙沼市唐桑町「唐桑創生村」。畠山村長はじめ唐桑のみなさんに迎えられ、65名のボランティアが、牡蠣の養殖作業のひとつ「牡蠣の耳吊り」と「帆立の養殖仕掛けのピン通し」のほか、牡蠣を海に仕込むロープの準備、漁船で養殖牡蠣の引き上げなど、日頃実際に漁師さんが行っている作業を一緒に行いました。
「牡蠣の耳吊り」は、大きくなってきた牡蠣をひとつひとつバラし、海の中でたくさんの栄養を吸収できるように、牡蠣の貝殻に小さな穴を空け、テグスを通しロープにくくりつけていく作業です。牡蠣は2年目が一番おいしいそうです。
参加者はリピーターも多く、作業もだいぶ慣れたからか、初めての体験から作業のお手伝いに成長し、少しお役に立てたのではないかと思います。創生村の皆さんとも顔馴染みになり話が弾みました。
「今年も皆さんに会えて嬉しいです。今年はやっと牡蠣が出荷できます。牡蠣が出荷出来なく辛かったときは 皆さんに書いていただいた寄書きを見て頑張ろうと思ってきました」という畠山村長の挨拶が参加者の心にしみました。今年も横断幕に寄せ書きをしてお渡ししました。
【参加者の感想】
- 「村長さんはじめ、みなさんの顔を見て、かえって元気をいただきました」(リピーター)
- 「現地の実態を直接確認できたのは貴重な体験でした」(初参加)
豊な海をつくるために、NPO法人日本の森バイオマスネットワークの協力を得て、大崎市鳴子温泉玉ノ木に、「宮城セブンの森」づくりを行っています。
202名のボランティアが、植樹と将来植樹するための竹林整備の二手に分かれて作業をしました。
植樹は土を掘り、苗木を植える、どちらかと言えば個人作業です。竹の伐採は、切り出した竹を、バケツリレーのように人の手を使って山から降ろすチームプレーです。竹は空洞なので、女性にも切りやすいのですが、しなうことと斜めに切ってしまうと槍のようになって危険なため、作業には気を遣います。
無事に二日間の活動を終えました。みなさんありがとうございました。
【参加者の感想】
- 「前回よりも放置林が拡大しており、使命感を感じました。」(リピーター)
- 「竹林整備はきつかったですが、次回も参加し貢献したいと思います。」(初参加)
- 「無事2,000本を植樹し、達成感を味わえました。」(植樹参加者)
- 「グループ会社の方、大崎市の方と交流できる良い機会となりました。」
2013年9月6日(金)18:30、セブン-イレブン加盟店オーナーや本部社員をはじめ、セブン&アイHLDGS.グループ社員56名のボランティアが四ツ谷本部を出発。被災地復興支援活動に取り組み、9月7日(土)は気仙沼市唐桑町で牡蠣の養殖作業を実施しました。
大漁旗が出迎えてくれた気仙沼市唐桑町の「唐桑創生村」にて、養殖作業に必要な種牡蠣挟み込み、帆立の養殖仕掛けのピン通し、養殖用のロープ準備といった漁師さんが日頃行っている作業をフォローし、船に乗って養殖いかだに運びました。昨年私たちがお手伝いした牡蠣を海から引き揚げ見せていただいたときには、大きくなった牡蠣に「オー!」と感嘆の声が上がりました。処理工場はまだ完成していませんが、この牡蠣は、来シーズンには出荷できるだろうとのことでした。
「今日皆さんにやっていただいた作業は、漁師一人の1週間分の仕事です」「実際作業が遅れており、大変助かります」と言っていただき、参加者一同おおいにやりがいを感じました。
豊な海をつくるために、NPO法人日本の森バイオマスネットワークの協力を得て、大崎市鳴子温泉玉ノ木に、2012年〜2016年の5年間で5haの「セブンの森 宮城」の森づくりを行っています。
今回は雨のため森づくりを中止し、「森林セミナー」と題し、実際にこの森の森林整備をしているNPO法人日本の森バイオマスネットワークの佐々木 豊志理事長から、海と森とのつながりをお話しいただいた後、昨年植樹した「宮城セブンの森」の現地視察を行いました。
森はどんな役割を果たしているか、なぜ森を守ることが必要なのか、どんな森が求められているのか、森を守るために何が必要なのか、といった話を実際に活動している現地の方から初めて聞くことができ、植樹活動の意義がよくわかり大変感動したといった感想が参加者から寄せられました。
今後も、現地でのニーズをヒアリングしながら、被災地復興の支援を活動に継続して取り組んでいきます。
2012年9月21日(金)18:30、セブン-イレブン加盟店オーナーや本部社員をはじめ、セブン&アイHLDGS.グループ社員68名のボランティアが本部を出発。1日目は、気仙沼市唐桑町で養殖作業を、2日目は、豊な海をつくるための豊かな森づくり「宮城セブン-イレブンの森」の植樹活動を行いました。
気仙沼市唐桑町の魚業復興支援活動として、「唐桑創生村」にて71名が、牡蠣の種を採るための帆立貝の殻で作る原盤づくり、帆立の耳吊り用ピン挿し、ホヤの種を採るための塩ビパイプに麻縄を巻きつけた仕掛け作りの作業を行いました。一つひとつの作業が細かな手仕事です。養殖作業に人手がいることを実感しました。
養殖筏の見学も行い、原盤がどう使われるのか、自分たちが何に役立ったのかよくわかりました。カキの養殖場の見学時に船の上から見た「九九鳴き浜」は、美しい白砂の浜に蘇っていました。昨年の清掃活動に参加したボランティアの皆さんから歓声が上がりました。
復興を祈り、参加全員が横断幕に寄せ書きをして、「唐桑創生村」のみなさんにお渡ししました。「壊滅した状況から立ち上がって元気に創生する姿を見てもらい、我々のいろいろな話しを聞いてもらい、また多くの声もかけていただきました。これら全てが我々の勇気となり、大きな励みとなりました」との言葉を唐桑のみなさんからいただきました。
豊な森が豊な海をつくります。
森に降った雨は、落葉、落枝、灌木、草などに覆われた保水力に優れた土にゆっくり浸み込んでいき、自然にろ過されて養分を多く含み、やがて川に流れ海に注ぎます。この養分豊富な水が魚を育てます。
震災復興支援として豊な海をつくるために、NPO法人日本の森バイオマスネットワークの協力を得て、大崎市鳴子温泉玉ノ木に、2012年〜2016年の5年間で5haの「宮城セブン-イレブンの森」の森づくりを行います。大崎市鳴子温泉玉ノ木は、太平洋に注ぐ北上川水系、江合川(えあいがわ)支流の上流域に位置しています。森林の一部は、放置されたため竹藪となっています。
今回、第1回の植樹活動は、現地のセブン-イレブン東北地域の本部社員120名も参加し、総勢195名が植樹班と竹林伐採班の2班に分かれ、植樹チームは約1haの森にスギの苗木1,500本を植樹し、竹林伐採チームは、森林に戻すための竹の伐採を行いました。
開会式には、大崎市の伊藤市長が駆けつけ、参加者を激励しました。
今後伐採した竹は、チップにし植樹場所に敷く、敷地内に遊歩道を作り敷く、竹箸に加工、牛の飼料にするなど、有効な活用方法を考えていく予定です。
第1回に続き、第2回「東日本大震災復興プロジェクト」を9月16日(金)夕方出発、17日(土)活動、18(日)早朝戻りで、第1回と同じ宮城県気仙沼市「九九鳴き浜」で実施しました。今回は、セブン‐イレブンの現地社員も合流し、セブン‐イレブンをはじめセブン&アイHLDGS.グループ社員71名とNPOが募集した一般参加者等が合同で、総勢130人が作業しました。
砂浜の清掃活動に加え、砂浜近くの大きな水溜りに山積したごみの撤去作業と海岸線の塩害を受け伐採された杉の集積作業を行いました。塩害を受けた杉はやがて枯れてしまうため、伐採して牡蠣を養殖する筏の材料とします。伐採された杉を長さで分類し、浜まで運びます。杉の運搬作業はかなりの重労働でしたが、男性が力を合わせ頑張りました。現地は車で入ることができず、長靴を履き荷物を持って浜まで下りていき、トイレも無く簡易トイレを利用する状況での活動でしたが、多くの参加者から次回も参加したいとの意見が寄せられました。
活動終了後は、岩手県陸前高田市の被災地を視察後、2011年7月24日に復旧リニューアルオープンした気仙沼の「お魚いちば」で復興を応援するために、新鮮な魚をたくさんお土産に買いました。
東日本大震災発生から半年が経ちました。厚生労働省の発表によると、8月28日現在、災害ボラ ンティアセンターの紹介によりボランティア活動を行った方は延べ岩手県約225,000名、宮城県約376,400名、福島県約110,000名になります。当財団では今後も被災地復興のためにプロジェクトを続けて行きます。
東日本大震災被災地復興活動として、セブン‐イレブンをはじめグループ社員のボランティア59人が宮城県気仙沼市の「九九鳴き浜」で海岸清掃を行いました。「九九鳴き浜」は乾いている砂を踏むとキュッキュッと鳴る「鳴き砂」で知られ、国の天然記念物に指定されましたが、今回の津波で流れついたがれきなどの問題が深刻になっています。
6月10日(金)夜東京四ツ谷を出発し、11日(土)の朝から夕方まで活動して、12日(日)の早朝に東京に戻るというハードなスケジュールでしたが、地元の漁協の方たちと一緒に総勢150人で10トン以上のごみを回収しました。今回のボランティア活動は、地元の方々に喜ばれ参加スタッフ一同にとって大変有意義な活動になりました。
ボランティアスタッフ
橋本 昌恵さん
テレビで日々流れる被災地の映像を見て、募金だけではない何かが出来たら・・・と思っていたところの募集案内で参加は即決めた。
ついたところは、地震の津波を感じさせない、穏やかな海。波の音や、水の透明度と裏腹に海岸には色々なものが打ち上げられていた。砂も見えないくらいの家の残骸と思しき材木の山。手始めに、材木の山をバケツリレーのように山際に片付ける。砂が見えてくると今度は砂の中に埋まった材木や様々なものを片付ける。
3月11日まで、海岸にある全てのものが誰かの大切なものたったはずだ。持ち主の方の悔しさを思うと、何か祈るような気持ちになる。本当にあっという間に作業時間が終わってしまった。
その後、被災地をバスで回る。津波にさらわれた場所を見ると、住人は逃げられたのかと気になる。被害を受けた人とそうでない人が隣り合わせになっているところが結構あった。同じ町の中でも復興へのベクトルを合わせるのは難しいのではないかと思ってしまい、本当に復興できるのかの不安な気持ちにもなった。
震災を受けられた方が、希望を持ち、街が早く復興されることを願う。また、このような取組みがあれば、参加したいと思う。