「セブンの森・セブンの海の森」づくり
日本の美しい自然を次世代に引き継ぐために
日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、さまざまな団体と協力して保護・保全活動を推進しています。
「千葉セブンの森づくり」は、生産林の森づくりです。千葉県富津市のマザー牧場に近い鬼泪山(きなだやま)の県有林に、花粉が出るスギを伐採して木材とし、花粉が少ないスギを植え森の再生を図ります。
日本は農耕民族であり、木を植えて木を育て、木を切って使い、また植えるという木を循環させる文化を持っています。木が育つには何十年もかかり、その間の植樹や下刈り、間伐などの保育を人が計画的に行って森を守ってきました。過去の途上国では、森の木を伐採して使って終わり、ということが大半でした。一度切ってしまった木はそれで終ってしまい、森は消滅してしまいます。
森の木々は、二酸化炭素を吸収して酸素に変えますが、木も人間と同じように植えてから20年を過ぎると、二酸化炭素を吸収する機能が衰えるのだそうです。木を木材として使い、新たに植樹する大きな意味がここにあります。木を使わなければ、木を植えることはできません。
「木は炭素の缶詰」といわれ、二酸化炭素を閉じ込める性質を持っています。木造家屋、木の家具、木製の箸、木製の食器など、木製品を使うことは、地球温暖化対策のために二酸化炭素を減らす上で有効な手段といえます。木造の家は「都市の森林」「第2の森林」などと言われます。国産の木を資源として使い、循環させていくことが森林の保全と地球温暖化防止につながります。
2012年〜2016年 活動し終了
第6回「千葉セブンの森」の下刈りを実施しました
2012年3月にスタートした「千葉セブンの森」は、5年目を迎え今回が最後の活動です。これまでに植樹してきた7,500本の苗木は大きく成長しました。ここまで成長すると下刈りの必要はなくなり、森に育っていきます。
10月15日、千葉地域のセブン-イレブン加盟店6店から6名、本部社員96名、計102名に千葉県森林組合3名、合計105名が、保育のために最後の下刈りを行いました。
【参加者の感想】
- 子供の成長を見ているようで大きく育ったスギを見て感激しました。
- この活動を通じて、地域に根差した活動、地域への貢献に取り組みます。
回 | 実施日 | 活動 内容 |
植樹 本数 |
参加人数 | |
---|---|---|---|---|---|
加盟店と 本部社員 |
総参加人数 | ||||
第1回 | 2012年3月24日 | 植樹 | 3,000本 | 87名 | 104名 |
第2回 | 2012年10月6日 | 下刈り | ─ | 126名 | 130名 |
第3回 | 2013年4月6日 | 植樹 | 4,500本 | 123名 | 140名 |
第4回 | 2014年10月19日 | 下刈り | ─ | 142名 | 146名 |
第5回 | 2015年5月23日 | 下刈り | ─ | 142名 | 144名 |
第6回 | 2016年10月15日 | 下刈り | ─ | 102名 | 105名 |
合 計 | 7,500本 | 722名 | 769名 |