「セブンの森・セブンの海の森」づくり

日本美しい自然次世代引き継ぐために

日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、さまざまな団体と協力して保護・保全活動を推進しています。

「霧多布セブンの森」づくり
霧多布セブンの森

セブン-イレブン記念財団は、豊かな生態系を抱く霧多布湿原を次世代に引き継ぐために、「小さな力が集まって、大切な自然遺産を残していく」ナショナルトラスト運動を推進しています。

北海道浜中町の認定NPO法人霧多布湿原ナショナルトラストとパートナーシップ協定を結び、2002年より霧多布湿原の民有地などを取得し保全しています。これまでの取得面積は、480.8ha(2022年2月末日現在)になります。

豊かな森が豊かな湿原をつくり、やがて豊かな海を作ります。この自然の循環の一助となることを目指し、2018年より「霧多布セブンの森」を開始しました。
また、2021年3月30日、霧多布湿原も含まれる「厚岸道立自然公園」が「国定公園」に昇格し「厚岸霧多布昆布森国定公園(あっけしきりたっぷこんぶもりこくていこうえん)」になりました。

2024年6月29日(土)
第8回「霧多布セブンの森」活動報告

豊かな生態系を抱く湿原を次世代に引き継ぐための保全活動。
森・湿原・川・海をつなげるプロジェクトに総勢44名の方々に参加していただきました。
ここ霧多布湿原は、1993年6月には釧路市で開催された『ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)締結国会議』で登録湿地に認定されました。
季節により顔を変えます。雪解けとともに徐々に緑が生い茂り、夏から秋にかけては、多くの花々が湿原を彩り『花の湿原』とも呼ばれております。冬には雪により白く染まり、タンチョウ、オオワシなどが遊びに来る場所となっております。

20240911第8回霧多布セブンの森
集合写真

今回の活動では、植樹を行いました。北海道を代表する木『白樺』や『イヌエンジュ』、『トドマツ』を各50本、計150本植樹をしました。

植樹の様子
植樹の様子
植樹の様子

シカによる影響でなかなか育たないこの霧多布の地。参加者から『この150本の木が育ってくれれば』と願いを込めておりました。

植樹の様子
植樹の様子
植樹の様子
霧多布セブンの森 (面積480.8ha)
実施日 活動内容 植樹
本数
参加人数
加盟店と
本部社員
総参加人数
財団 2018年915 「平成30年北海道胆振東部地震」のため中止し、有志で山道作りと11本の植樹 11 4 12
第1回 2019年525 シラカバ500本の植樹 500 35 43
第2回 2020年721 外来種駆除 0 7
第3回 2021年7月10日 下刈り、外来種駆除 5 12
第4回 2022年514 植樹した箇所の活着率調査、記念植樹(カエデ) 1 6 15
第5回 2022年1022 海岸清掃、木道整備 6 23
第6回 2023年624 海岸清掃、生きもの調査 37 75
第7回 2023年1014 海岸清掃、生きもの調査 16 52
第8回 2024年629 植樹(白樺・イヌエンジュ・トドマツ) 150 34 44
合 計 662 143 283
※総参加人数は、セブン-イレブン加盟店と本部社員以外のグループ社員やNPO、行政、地元の方の参加を含む人数です。