「セブンの森・セブンの海の森」づくり
日本の美しい自然を次世代に引き継ぐために
日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、さまざまな団体と協力して保護・保全活動を推進しています。
佐賀セブンの森
全国的に放置竹林が問題となっています。放置された竹林の竹は、雑木林に侵入し、樹木を枯らすなど様々な問題を起こしています。
「佐賀セブンの森」は、NPO法人かいろう基山と協定を結び、佐賀県三養基郡基山町の4.7haの森で活動しています。NPO法人かいろう基山は、「癒しの里山づくり、何度でも訪れたい緑と清流のもりづくり」を理念として、年間200日も活動し計画的に竹林整備を実施しています。
2014年から放置竹林を整備し、森を再生する活動を開始。伐採した竹から竹チップを作り、現在は佐賀牛の畜産農家で牛の寝床として活用されています。そして、牛糞とともに堆肥化され、その後、堆肥はイチゴ農家などの畑の肥やしとして利用されます。
放置竹林の整備によって生み出された資源が、基山町の産業の活性化にもつながり、地域循環の取り組みになっています。
[地域循環の取り組み]
2024年4月6日(土)
第16回「佐賀セブンの森」活動報告今回は総勢75名の方々に参加していただき、竹林整備(タケノコ堀り・タケの運び出し)し、森を再生する活動を行いました
NPO法人かいろう基山様による安全管理指導のもと、7つのチームに分かれて活動しました。前半はタケの繁茂を防止する目的でタケノコ堀りを行いました。
後半は伐採したタケの運び出し作業を行いました。参加された子どもたち11名も大人に交じり、大きく重たいタケの運び出しを大きな声を掛け合いながら協力していました。
急斜面が多く大変な作業でしたが、ご参加された皆様が頑張っていただいたおかげで予定していた作業を終えることが出来ました。
佐賀セブンの森 (面積4.7ha)
回 | 実施日 | 活動 内容 |
植樹 本数 |
参加人数 | |
---|---|---|---|---|---|
加盟店と 本部社員 |
総参加人数 | ||||
第1回 | 2014年5月17日 | 下刈り、竹の伐採と竹林整備 | ─ | 41名 | 68名 |
第2回 | 2015年4月18日 | 竹の伐採、竹林整備 | ─ | 33名 | 51名 |
第3回 | 2016年4月2日 | 竹伐採と雑木などの竹林整備整理 | ─ | 42名 | 61名 |
第4回 | 2017年6月3日 | 間伐材を山から降ろす作業 | ─ | 33名 | 50名 |
第5回 | 2018年4月7日 | 竹林伐採と竹の子刈り | ─ | 35名 | 55名 |
第6回 | 2018年12月1日 | 最初に平成30年7月豪雨災害の被災箇所を視察と、枯れた竹の片付け、竹の搬出 | ─ | 35名 | 53名 |
第7回 | 2019年4月6日 | 伐採竹の搬出と春の筍狩り、竹箸づくり | ─ | 36名 | 49名 |
第8回 | 2019年11月23日 | 平成30年7月豪雨災害復興活動として、竹林の伐採、下刈り、竹灯篭づくり | ─ | 43名 | 62名 |
第9回 | 2020年4月4日 | 搬出した竹をチップに加工 | ─ | 2名 | 10名 |
第10回 | 2020年9月26日 | 竹林整備、下刈り | ─ | 19名 | 22名 |
第11回 | 2021年4月3日 | 竹林整備、下刈り、竹の子刈り | ─ | 7名 | 25名 |
第12回 | 2022年4月9日 | 竹林整備、竹の伐採と搬出 | ─ | 1名 | 16名 |
第13回 | 2022年10月1日 | 竹林整備、看板設置 | ─ | 1名 | 12名 |
第14回 | 2023年4月15日 | 竹林整備、環境学習 | ─ | 28名 | 42名 |
第15回 | 2023年9月30日 | 竹林整備、枯れタケ伐採と搬出 | ─ | 30名 | 46名 |
第16回 | 2024年4月6日 | 竹林整備、タケの運び出し、タケノコ堀り | ─ | 42名 | 75名 |
合 計 | ─ | 428名 | 697名 |