「セブンの森・セブンの海の森」づくり
日本の美しい自然を次世代に引き継ぐために
日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、さまざまな団体と協力して保護・保全活動を推進しています。
山梨県笛吹市の土壌は肥沃で排水がよく、日照時間が長い上に昼夜の温度差が大きい、果樹栽培に優れた適地です。春には桃の花が咲く桃源郷、日本一の収穫量を誇る桃やぶどうなどの「果実郷」、人々の癒しと安らぎをもたらす「温泉郷」を有し、多様で貴重な歴史的・文化的資源が数多く存在しています。
「山梨セブンの森」では、森林環境の保全に貢献するとともに、地域社会との交流を実施することにより地域の発展に寄与することを目的とし、活動を開始しました。
山梨百名山の一座でもある大蔵経寺山の森を整備し、多くの人が森に集える環境に戻すことを目的に、総勢74名の方々に参加していただきました。
ここ大蔵経寺山の第1展望台は葛飾北斎が「冨嶽三十六景」のひとつ「甲州伊沢暁」を描いた場所とされています。
元は岩山であった大蔵経寺山の環境を戻すためには、土づくりから始めなければいけません。その為、活動は伐採木のチップ化と育木活動を行いました。
繁殖力の強い外来植物であるニセアカシアを伐採し、この木をチップ化し土に戻します。チップ化することにより、早く腐葉土に戻り、保水力も高まります。
ニセアカシアは棘がついており、慎重に作業を行わなければいけません。
今まで植樹した木の一部は、シカに食ベられたり、倒されていましたので、食害防止シェルターの補修を行い、更に幼木周辺の下刈りをしました。
今回で10回目の活動ですが、なんと10回連続の晴天でした。活動の司会には子どもたちが司会進行し、活動前の体操は、広州弁ラジオ体操をしました。終始和やかなムードで、予定通り活動を終えることが出来ました。
えれぇ 汗かいたじゃんけ いい気持ずら~
甲州弁(たくさん 汗かきましたね いい気持でしょ?)
回 | 実施日 | 活動 内容 |
植樹 本数 |
参加人数 | |
---|---|---|---|---|---|
加盟店と 本部社員 |
総参加人数 | ||||
第1回 | 2020年4月17日 | 山道整備 | ─ | 1名 | 6名 |
第2回 | 2020年11月14日 | 山道整備 | ─ | 26名 | 33名 |
第3回 | 2021年4月24日 | 山道整備 | ─ | 40名 | 48名 |
第4回 | 2021年11月6日 | 山道及び植樹予定場所の整備 | ─ | 25名 | 33名 |
第5回 | 2022年4月2日 | 地拵え、山道整備 | ─ | 2名 | 21名 |
第6回 | 2022年11月5日 | 看板設置、植樹 | 50本 | 63名 | 84名 |
第7回 | 2023年4月1日 | 植樹(カエデ、ヒガンザクラ、キモクレン、ヤマボウシ) | 4本 | 76名 | 93名 |
第8回 | 2023年11月4日 | 山道整備、下刈り | ─ | 59名 | 73名 |
第9回 | 2024年4月20日 | 植樹(ケヤキ、ヤマザクラ)、山道整備 | 10本 | 46名 | 71名 |
第10回 | 2024年11月9日 | 伐採木処理、育木 | ─ | 55名 | 74名 |
合 計 | 64本 | 393名 | 536名 |
晴天にも恵まれ、富士山を望む山梨セブンの森。総勢71名参加していただきました。
山梨百名山の大蔵経寺山に山梨セブンの森はあります。
植樹活動と山道整備を行い、山道整備チームは伐倒した枯木をトラックに積み込んだり、枝類はチッパー機に投入してチップづくりをしました。
植樹チームは、山梨県産のケヤキとヤマザクラの苗木を各5本植樹しました。2022年の秋に初めて植樹した苗木は順調に成長しております。
今回の苗木が、順調に成長し大きな木になり、森の環境が良くなる未来を楽しみにしております。それには、皆様のご協力が無ければできません。今後とも山梨セブンの森の活動にご参加・ご協力よろしくお願いします。
2020年4月22日(水)、大藏経寺と笛吹市とセブン‐イレブン記念財団の三者で、大藏経寺山の森林において整備・保全活動を実施することにより、森林環境の保全に貢献するとともに、地域社会との交流を実施、地域の発展に寄与することを目的として調印しました。