2004年(平成16年)2月15日から25日の11日間、オーストラリアのシドニー・タスマニアにて、第5回環境ボランティアリーダー海外研修をおこないました。
大都市シドニー近郊では、地域で活動するボランティア団体に加え、全国規模で活動するNGOや州政府などを訪れ、各組織が抱える成功例・失敗例の中から、多くのヒントを得ることが出来ました。特に、日本のNPOだけではなく、オーストラリアのNGOも抱える「資金不足」という共通の課題についての解決策については、日本から参加されたリーダーの皆さんの最大関心事の1つだったようです。
また、太古の原生林が今なお残るタスマニアでは、クレイドルマウンテン-セントクレア湖国立公園など西部の世界遺産地域にある国立公園をいくつか訪ねました。ユーカリの巨木やシダが生い茂る大自然のガイドウォークを通して、日本の森の植生との違いを知る一方で、改めて日本の自然の豊かさを感じることができました。
研修に参加されたリーダーの皆さんの感想を、研修訪問先ごとに紹介します。