体験プログラム

「くじゅうの生きもの観察会 ~秋~」を実施しました

9月28日(日)、10月26日(日)、11月23日(日)

今年度も九重ふるさと自然学校では、くじゅうに棲む四季折々の生きもの観察をテーマに『くじゅうの生きもの観察会』を毎月第4日曜日に実施しています。

それぞれの回の担当スタッフが得意とする生きものを中心に紹介しながら自然学校のフィールド『さとばる』を散策する、そんな観察会です。

各回たくさんの生きもの好きな方々にご参加いただきました!ありがとうございました。

秋の回は特に各月で見られる生きものたちに大きな違いが出る回になります。今年は幸運にもどの回も晴天に恵まれ、実施することができました。それぞれの月を振り返ってみましょう!

9月の観察会では草原の草花やチョウたちに目を向けた観察会となりました。たくさんの虫に出会え、子どもたちが楽しく野原を駆けまわる回となりました。10月の観察会では鳥をテーマとしたバードウォッチング!双眼鏡を片手に秋晴れの野を歩きました。11月の観察会は事務所からさとばる最奥のカシワの丘まで歩いてみました。たくさんのトノサマバッタのほか、宙を舞うオオタカにも運良く出会えました。

<秋の観察会で観察できた生きもの>

(9月の観察会の様子)

日陰で見た銀の草はギンリョウソウモドキだったね♪
 草原に移動してチョウと追いかけっこ
   大きなクサキリをゲット!  
      キアゲハも捕まえたよ♪

(10月の観察会の様子)

 巣立った後の鳥の巣箱にはたくさんの苔が!
  田んぼにはヒメゲンゴロウがいっぱい!
  秋晴れの下、のんびり鳥を眺めたね。
     良い散策日和となりました☆

(11月の観察会の様子)

 晴れて雲一つない青空!
   ルリタテハを捕まえた☆
  水面の落ち葉がきれいだったね。
   秋の野がとてもさわやかだったね。

これからは冬の回。

冬になると多くの生きものたちがまるでいなくなったかのような寂しさがありますが、必ずどこかで命が繋がれています。また、冬だからこそ見られる雪景色や空気感、渡り鳥の姿もあり、寒い中でも冬ならではの楽しみを見つけるのはまた一興です。ぜひご参加ください!

『くじゅうの生きもの観察会~冬の回~』

・1月25日  担当:指原(冬越しする植物や動物の痕跡を見つけよう♪)

・2月22日  担当:宮本(野鳥や冬を生き抜く昆虫たちの姿を観察しよう!)

※雨天時は中止といたします。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

体験プログラム

体験プログラム「しめ飾りとミニ門松づくり」を実施しました!

2025年12月14日(日)

毎年恒例、自然学校の一年の最後をかざるプログラム「しめ飾りとミニ門松づくり」を今年も実施しました。しめ飾り・門松共に年末に年神様を家に迎える準備として作られる伝統的な縁起物の一つですが、自分で作った経験のある方は意外と少ないのではないでしょうか。

当日は流行り病によるキャンセルもあり、多少参加者が減っての実施となりましたが、今年はどんな力作が生まれたのでしょうか?

午前中はしめ飾りを作ります。

しめ飾りには自然学校の「自然共生型田んぼ」で育てた稲の藁(わら)使います。最初に藁を叩いて柔らかくしてから縄を綯(な)っていきます。今回は19本(奇数は割り切れないことから縁起が良い)の藁を使って左綯いでしめ飾りを作りました。

まずはスタッフが皆の前でお手本を披露
次は各自で。最初に藁をたたいて柔らかくします
藁を2束に分けて綯い、仕上げによりをかけて・・・
円形にして結びます!(実際はもう少し難しいよ☆)
しめ縄ができたら外に出て皆で材料採取へ 
今年はナンテンの実が豊作でした♪
室内に戻って飾り付けをして
完成!!

皆さん素晴らしい作品を作り上げました☆

午前の部はこれにて終了。お昼をはさんで午後はミニ門松づくりにうつります。

まずは土台となる竹と中に入れる三本の竹を切ります。結構力のいる作業になります。

まずは土台となる大きな竹を1対(2本)切ります
お父さん、がんばれ!
次に中に入れる3本の竹を切ります
竹は洗ってピカピカにします

これにて竹の準備は完了です。次は中の3本の竹を土台の竹に入れて砂を詰めていきます。土台の竹の上部から1cm下くらいまで砂を詰め終わったら松の葉や梅の枝を刺して飾り付けをし、土の表層には白い石を敷き詰めます。最後に、3本の竹と土台の竹にシュロ縄を三重(これも奇数)に結べば完成です。

砂を詰めることで中の3本の竹を固定します
その後、砂に松や梅の枝を刺して・・・
白い石を敷き詰めて
飾りをつけショロ縄を結べば完成!

最後に完成品を手に皆で記念撮影を行いました☆

参加者全員が自らの手で作り上げた素晴らしいしめ飾りと門松で来年に向けて年神様を迎える準備ができたようです♪

毎年のことながら、このプログラム終了時にはしめ飾りもミニ門松もスタッフの作品を超える美品や斬新なアイデアの逸品が並び、思わず感嘆せずにはいられません。

これにて、九重ふるさと自然学校の2025年の事前申し込みプログラムは全て終了しました。

12月28日(日)のくじゅうの生きもの観察会が今年最後のプログラムとなります。

皆さま、今年もたくさんのご来園ありがとうございました。

2026年も素晴らしい年となりますように。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

体験プログラム

「親子で楽しむ☆新米を食べよう!収穫祭」を実施しました

2025年11月8日(土)

6月の田植えから始まった「親子で楽しむ☆田んぼプログラム」。

10月の稲刈りを経て、最後の締めくくりである収穫祭を11月8日に実施しました!

今年も脱穀・籾摺り体験に飯ごう炊さん、お楽しみ会に焼きいもづくりと盛りだくさんの活動となりました。

すり鉢を使って籾摺りしている様子。「ほら見て!もみ殻が取れて玄米になったよ」
こちらは板を使って籾摺り体験。うまくできたかな?
昔ながらの農機具紹介①
稲穂から籾を取る「足踏み脱穀機」
昔ながらの農機具紹介②
風の力を使って籾を選別する「唐箕(とうみ)」
唐箕の風を浴びている子どもたち。この風の力で空っぽの籾やカスを吹き飛ばします!
そしてこちらが「ハーベスタ」。機械化するととても便利だなと改めて感じました。

お次は10月にみなさんと収穫した新米を使った飯ごう炊さん!

洗米から、焚き火、火の調整まですべての作業をみなさんに体験していただきました。

お昼ご飯がかかっていることもあり、大人も子どもも真剣な表情で取り組まれていました♪

お父さんと一緒に洗米中。
ボランティアスタッフよりマッチのつけ方を伝授!
さぁ、うまく火が付いたかな~?
火が大きくなってきた!煙たいけどがんばっています!
強火になって順調、順調♪
ふつふつしてきたら、もう少しで炊き上がり。
白くてつやつやの新米が炊けました!
手を合わせていただきまーす!
いい笑顔!みんなで育てたお米は美味しいね~♪
みなさんペロリと食べてしまいました!

美味しい新米でお腹を満たした後はお楽しみの時間!

収穫「祭」ということでお祭り気分を味わっていただこうと、縁日のような出店方式でスタッフ一押しのブースを5つご用意。

①おもちゃ工房まつや(松ぼっくりけん玉づくり):担当 さっしー

②茶房尚(玄米茶試飲):担当 がっちゃん

③木のめぐみ~たきびや~(とうきび餅試食):担当 わしこ

④THEだっこく屋(脱穀体験):担当 あべべ

⑤竹deモルック大会(竹モルック体験):担当 みやもん

どの体験ブースも大いに盛り上がり、笑顔いっぱいの時間はあっという間に過ぎてしまいました♪

さっしー店長が営むおもちゃ工房。子どもたちに大人気!
自分なりにデコレーションして、「松ぼっくりけん玉できあがり~!」
こちらはケヤキの大きな木の下に店を構えるわしこ店長のたきびや。
たきびやさんでは地域の伝統野菜ムタトウキビを使ったとうきび餅を焼いて試食!
スタッフみやもん手作りの竹モルックで家族対抗の大会を開催!
今回のモルックはスコア制。果たして優勝はどのチームに!?
THEだっこく屋では脱穀体験!足と手の動き…上手にできるかな?
途中トノサマバッタ夫婦の飛び入り参加もありました!

そして活動の最後はお待ちかねの焼きいもづくり!

今回は秋の自然の恵みである落ち葉を焚いて作りました。

落ち葉を集める作業も、火を熱く感じることも、煙にいぶされることも、みんなでやれば楽しく思い出深い体験です♪

みんなで協力して集めている様子。例年より落ち葉の量が少なくひと苦労…
こちらはせっせと運搬中~。なんだか楽しそう!
落ち葉をかけてメラメラもくもく焼き上げます。
おいしい焼きいもを作るため、スタッフも真剣なまなざし…。
気付けば焼きいもより先に落ち葉プールが完成していました!
かわいい落ち葉の髪飾り♪
そしてお待ちかねの焼きいもも無事に完成!さぁ、お味はどうかな?
気づけば仲良しに♪みんなで食べると美味しいね~。

学びあり、楽しみあり、たくさんの笑顔ありと盛りだくさんとなった収穫祭もこれにて終了。

最後はスタッフの方が、終わるのが名残惜しいほど楽しんでおりました。

ご参加いただいたみなさま、ボランティアスタッフとしてご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

 

今回で2025年度の「親子で楽しむ☆田んぼプログラム」は終了となります。

今年もみなさまとお米作りに励み、たくさんの生きものたちと出会い、収穫の喜びを分かち合えたことをスタッフ一同、心より嬉しく思います。

ありがとうございました。

おしまい

体験プログラム

「くじゅうの生きもの観察会 ~夏~」を実施しました

6月22日(日)、8月24日(日)

今年度も九重ふるさと自然学校では、くじゅうに棲む四季折々の生きもの観察をテーマに『くじゅうの生きもの観察会』を毎月第4日曜日に実施しています。

それぞれの回の担当スタッフが得意とする生きものを中心に紹介しながら自然学校のフィールド『さとばる』を散策する、そんな観察会です。

7月は雨天のため中止となりましたが、6月は「がっちゃん」こと田島が初夏の昆虫たちを中心とした観察会、8月は「さっしー」こと指原が晩夏のチョウや花を対象とした観察会を行いました。

両回ともにたくさんの生きもの好きな方々にご参加いただきました!ありがとうございました。

 6月の観察会は梅雨真っただ中!天気予報は大きくはずれて開始直前まで大雨が降っていました。しかし少し待っていると段々雨が収まってきたので、皆で傘をさしておそるおそる外へ。参加者の皆さんの行いが良かったのかそれから雨はすぐにピタリと止み、ノアザミが咲き乱れる草原を歩けばウラギンヒョウモンやスジグロシロチョウなどのチョウ類、田んぼ近くの水辺ではシオカラトンボやミヤマアカネ、アサヒナカワトンボをはじめとするトンボたち、たくさんのおたまじゃくしやヒメゲンゴロウを観察できました♪

 8月の観察会は晴天ながら暑すぎず過ごしやすい日和。晩夏となり少し秋めいてきた草原にはオミナエシやマツムシソウ、サイヨウシャジンが咲き、散策路を色鮮やかに彩っていました。チョウはジャノメチョウやキタキチョウ、トンボはノシメトンボがたくさんいました。

虫網を片手に花を愛でる楽しい観察会となりました。

<夏の観察会で観察できた生きもの>

(6月の観察会の様子)

最初は雨がたくさん降っていて心配だったけど・・・
 草原で虫取りできるくらいには天気が回復!
  チョウを求めてノアザミの咲く草原の中へ  
      草笛、楽しかったね~♪

(8月の観察会の様子)

      ビオトープでトンボを観察
       チョウを捕まえたよ♪
      草原の中をのんびり散策
         色々採れたね!

次回の11月は秋の回ラスト。

草原はすっかり枯草色になり、山々の落葉がはじまり、夏に比べて生きものたちはめっきり少なくなりますが、冬に備える生きものの様子や冬ならではの渡り鳥が見られそうです。

凛とした初冬の空気の下、一緒にさとばるを歩いてみませんか♪

またのご参加、よろしくお願いいたします。

・11月24日  担当:田島(冬支度する生きものたちを探してみよう!)

※雨天時は中止といたします。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

体験プログラム

「親子で楽しむ☆稲刈りと秋の生きものしらべ」を実施しました!

2025年10月5日(日)

6月1日の田植えから約4カ月。

田んぼプログラムに参加したみなさんと植えた稲は夏の猛暑にも負けず、すくすくと育ち、たくさんの実をつけました。季節を追って観察すると、その成長過程が分かります。

6月4日
7月3日
7月31日
9月12日

そして、待ちに待った10月5日「稲刈りと秋の生きものしらべ」を実施しました。

稲穂にぷっくりとした実がたくさんつき、全体が黄金色になった収穫によい時期です。

今回は田植えに参加された多くの方々にもご参加いただき、とてもにぎやかな活動となりました。

10月3日の様子
稲穂にはたくさんの実がついています

自然学校の稲刈り体験では稲刈りから結束、掛け干し(はざかけ)までを実施しています。

 

※掛け干し(はざかけ)とは?

刈った稲を束にし、竹竿などに掛けて自然乾燥をさせる方法。天日と風でじっくり乾燥させることで米の品質を保ち、旨味を凝縮する効果があるといわれています。

 

稲刈り初体験のお子さんがたくさんいましたが作業を進めるほどに手際が良くなり、終わるころには夢中になっていました。

スタッフの話を真剣なまなざしで聞く姿、親子で声を掛け合いながら協力して作業をする様子、そして何よりたくさんの笑顔がとても印象的でした。

スタッフより稲刈りの仕方について説明中
いざ、稲刈りスタート!
鎌を使って、ザクザク♪
上手に刈れています!
稲の中からひょっこり!
親子でみなさんいい笑顔です
わっせわっせと稲運び♪
刈った後はこれまた大変、しばる作業!
ボランティアさんと協力して。「上手にしばれたよ♪」
最後は竹竿に掛け干し
束ねた稲を2つに分けて… 
「みて、みて!お米がたくさん!ドヤァ」
1時間半ほどで見事、稲刈りが完了しました!

午後はみなさん楽しみにしていた田んぼの生きものしらべ。

生きものの避難場所として水を溜めている田んぼビオトープや畔などでみなさん思い思いに網を振るい、ガムシやトノサマガエル、数種類のヤゴ(トンボの幼虫)などを捕まえていました。

また今回は田んぼの周囲を飛び回る「赤とんぼ」にも注目!

観察の時間に捕まったものを確認すると、ナツアカネやリスアカネなど4種類の赤とんぼが飛んでいることが分かりました。

秋はどんな生きものがいるかな~?
何か見つけた様子!力いっぱい手を伸ばして…
「あそこにトンボがいる~!」
お待ちかねの生きもの観察の時間
興味深そうに水生昆虫を観察中♪
ナツアカネ
ギンヤンマのヤゴ
トノサマガエル

最終的に合計で30種類の生きものを観察することができました。

田植えのときにたくさんいたニホンアカガエルがオタマジャクシもカエルもいなくなっていたり、逆にヒメゲンゴロウの数やヤゴの種類が増えていたり…。

1年を通して田んぼが色々な生きものたちの住処になっていることが学べる、そんな生きものしらべの時間になりました。

 

これにて今回の活動は終了。

みなさんと掛け干しした稲はこれから太陽の光と風を受けながらじっくりと乾燥し、うまみが凝縮した美味しいお米になっていきます。

そうして収穫したお米は次回の田んぼプログラム「新米を食べよう!収穫祭」にて、実食する予定ですのでお楽しみに♪

また、ボランティアスタッフさんにはスタッフと参加者の補助、安全管理にご協力いただきました。ありがとうございました。

今年も無事に田植えから稲刈りまでを終えられたこと、心より嬉しく思います。

おしまい