今年度も九重ふるさと自然学校では、くじゅうに棲む四季折々の生きもの観察をテーマに『くじゅうの生きもの観察会』を毎月第4日曜日に実施しています。
それぞれの回の担当スタッフが得意とする生きものを中心に紹介しながら自然学校のフィールド『さとばる』を散策する、そんな観察会です。
冬の回では観察できる生きものが少なくなりますが、それでも冬ならではの渡り鳥や木々に葉の付いた時期には見つけづらい生きものたちの痕跡を観察できました。また、冬の凛とした空気の下で霜柱を踏みしめながら自然の音に耳を傾けるのもまた一興です。
野鳥ではジョウビタキ、ミヤマホオジロ、シジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、コゲラ、ベニマシコ、モズ、カケス、ノスリ、アオサギ等が見られました。昆虫では越冬するフタモンアシナガバチやオオカマキリの卵鞘、成虫が脱したクスサンの繭。植物だとサンショウの葉痕やクヌギについたクヌギエダイガタマバチの虫こぶが面白かったですね♪
<冬の観察会で観察できた生きもの>









(冬の観察会の様子)






これにて2024年度のくじゅう生きもの観察会は全て終了です!
今年度もたくさんのご参加をいただき誠にありがとうございました。
来年度の観察会は4月からのスタート予定です。その際には春の生きものたちと一緒に是非フィールドでお会いしましょう♪
スタッフ一同、ご参加をお待ちしております☆