九重ふるさと自然学校の「トキもすめる自然共生型田んぼ」で、稲刈りを行いました。
2018年も田んぼづくり体験に来てくださったご家族、県内外のボランティアの皆様、地元の小学生など、たくさんの方々と共に自然共生型田んぼづくりに取り組むことができました。
田んぼづくり体験のゴールとなる稲刈りでは、鎌での稲刈りから掛け干しまでの一連の作業を体験していただきつつ、竹筒炊飯やススキのフクロウづくりなどの遊び心も随所に配置。実りの秋の喜びを実感しながら田んぼを楽しんでいただくことができました。
稲刈りをしつつも、子ども達の目は鋭く、水を抜いた田んぼでひっそりと息をひそめていたカエルや昆虫などの生きものを目ざとく見つけることも。彼ら、田んぼの生きものたちの中にはこのまま田んぼで冬を越すものもいるのでしょう。生きものたちには、しばらく観察に付き合ってもらった後、来年の再会を楽しみにお別れしました。
自然共生型田んぼは今年も田植えから稲刈りまでの間、さまざまな表情を見せ、多くの生きものたちの生息場所となりました。来年もこの生きもの豊かな田んぼで、たくさんの方々と活動したいと思います。