体験プログラム

冬の九重バードウォッチング

2018年12月8日(土)

 九重町の清流沿いで冬の野鳥との出会いを求める冬の九重バードウォチングを実施しました。川沿いでのバードウォッチングは九重ふるさと自然学校初の試みです。

町内の清流沿いでバードウォッチング

 冬の河川敷は、もともとの川という開けた環境に、木々が葉を落とすことによる視界の広がりが加わり、野鳥を観察するための好条件がそろっています。今回のプログラムでも、キセキレイ、セグロセキレイ、イソシギなどの川の野鳥はもちろん。ジョウビタキ、カワラヒワなどの里山の鳥、トビやノスリといった猛禽類など、多種多様な野鳥を観察することができました。

たくさん観察できたキセキレイ

 冬眠することのない野鳥は、自然が静まり返る冬でも観察を楽しむことができます。また、哺乳類とは違って昼行性の種が多く、我々人間と活動時間が同じであることも観察を容易にしてくれます。寒さにさえ目をつぶれば、冬はバードウォッチングに最適な季節と言えます。身近な川や農耕地、公園などにも意外にたくさんの野鳥が暮らしています。一度目を向けてみてはいかがでしょうか?