今年度、九重ふるさと自然学校の事務所が周囲を林に囲まれ、目の前に池があるという大変趣深い場所に移転しました。その環境を活用し、毎月1回、新事務所からさとばるをめぐる自然観察ウォークを始めました。
第1回となった6月9日(日)は草原の花の多くが開花前ということもあり、バードウォッチングをメインに開催。
ホオジロ、ウグイス、モズといった定番の鳥たちが出迎えてくれる中、周囲からはカッコウ、ホトトギス、オオヨシキリなどの鳴き声が響くという、何とも牧歌的な時間となりました。
七夕開催となった7月7日(日)の第2回は、梅雨を迎え昆虫が活発になる田んぼや草原などで生きものウォッチングです。ヤゴから羽化したシオカラトンボやミヤマアカネなど、悠々と飛び回るトンボ類を横目に、田んぼではタモ網でガサガサ体験!
ヒメゲンゴロウやニホンアカガエル、川魚のタカハヤなどを観察しました。
草原では、第1回からの1か月で花も一気に開花。カキランなどの美しい姿を間近で鑑賞できました。