年明け以降も暖冬傾向が続き、
雪化粧することもなかった飯田高原ですが、
ここへきてようやく積雪し、冬らしくなってきました。
そんな中、今回の自然観察ウォークは
カモ類をはじめとする冬鳥たちに焦点を当てました。
自然学校の事務所前の池(みいれが池)と
水路を挟んで隣接するビオトープには
アオサギ、ダイサギ、カワウ、カワセミなど、様々な水鳥たちが生息し、
さらに冬には越冬するカモの仲間が加わってにぎやかになります。
今日もアオサギ、カワウ、コガモといった鳥たちが
入れ替わりで飛来し、楽しませてくれました。
また、事務所周辺の林やさとばるでは
ジョウビタキ、アトリ、ミヤマホオジロなどの
冬の小鳥たちも見られます。
彼らも一通り姿を見せ、
さらに事務所前のバードフィーダーには
シジュウカラがエサをついばみに現れました。
鳥は昆虫や両生類のように冬眠することがないため、
冬でも観察を楽しむことができます。
むしろ、草が枯れ、木々が葉を落として視界が開ける冬は
バードウォッチングに適した季節と言えるでしょう。
事務所の中からでも池やバードフィーダーの鳥を
観察できるようになる冬の九重ふるさと自然学校は
バードウォッチング入門にお勧めできる環境です。
ご興味のある方はいつでもお尋ねください。