新型コロナウイルスの感染拡大でお休みしていた体験プログラムがついに再開しました。
残念ながら今年は参加者の皆さんと田植えはできませんでしたが、それから約1か月たった田んぼで、生きものさがしを実施しました。
当校ではお米も生きものも育めるよう、生きものに配慮した「自然共生型田んぼづくり」を行っています。水生昆虫や魚類、両生類にとって、田んぼに水のない季節に避難場所となるビオトープでは、無数のオタマジャクシや田んぼのアイドル・ドジョウ、さらにヤゴやマツモムシ、ミズカマキリ、ケラといった昆虫に出会えました。
そして、今回のテーマ「ゲンゴロウ」はというと…
残念ながらあまり姿は見られませんでした。少し時期が早かったようです。当校の田んぼでは、種類の異なるゲンゴロウの仲間が複数確認されており、今後、7・8・9月と続く生きものさがしでの採集に期待です。
参加者の皆さんのはじける笑顔と田んぼに響き渡る歓声が戻ってきて、とても印象に残るプログラムとなりました。