田んぼの生きものさがし第3回目、水生昆虫の巻を実施しました。
今年は飯田高原も残暑が厳しい年でしたが、
田んぼの生きものさがしの日は適度に曇り、すごしやすい気候に。
子どもも大人も生きものさがしに集中できました。
今回のテーマは水生昆虫。
今年の夏を自然学校の田んぼで過ごした、
あるいは成長した昆虫たちがたくさん見つかりました。
数種類のゲンゴロウをはじめ、
ミズカマキリ、マツモムシ、コミズムシ、コオイムシ、ガムシなどなど…
ゲンゴロウやガムシについては幼虫も見つかり、
水生昆虫の巻というテーマに恥じない大漁ぶりでした。
他にもカエル、サワガニ、ドジョウ、タカハヤなど、
多くの生きものが採取できました。
最後のじっくり観察する時間では、
ゲンゴロウだと思っていた昆虫がじつはガムシの仲間だったり、
コオイムシの卵から幼体が生まれる瞬間を目撃したりと、
意外な発見や出会いがありました。
昆虫は小さいながらも奥の深い生きものだと感じます。
次回は田んぼの生きものさがしシリーズ最終回となるトンボの巻。
水生昆虫とは一味違った出会いを楽しみにしたいと思います。