今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、
皆様に田植えにご参加いただくことはできませんでしたが、
スタッフが植えた稲は順調に育っていました。
実りの秋を迎え、ウイルス感染防止とプログラムを両立できるようになり、
稲刈りを実施しました。
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稲刈りを始める前に田んぼの生きもの採取と観察を行いました。
稲刈りに備えて田んぼからは水を抜いていましたが、
田んぼに隣接するビオトープには水が張ってあり、
水生昆虫などがたくさん見つかりました。
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畔や周辺の草原ではトンボの仲間がたくさん採れました。
その中でも赤とんぼは図鑑を使って種類を確認。
一見同じように見えても、ナツアカネ、アキアカネ、マユタテアカネなど、
さまざまな種類がいることがわかりました。
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存分に生きものと戯れ、
お昼ご飯を食べてお腹もいっぱいになったところでいよいよ稲刈りを開始。
鎌で刈り、ワラで縛って掛け干しをする
昔ながらの稲刈りを体験していただきました。
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2週間ほど天日で乾燥させたのち、
脱穀、精米すればいよいよ新米が食べられます。
次回の収穫祭では、今回稲刈りをしたお米をおいしくいただきたいと思います。