当校が取り組む「お米も生きものも育む自然共生型田んぼづくり」。
コロナ禍の中でもいろいろな方にご参加いただき、無事にお米を収穫することができました。
今回は新米を味わう収穫祭です。水に土に太陽に、そして生きものに。
自然への感謝の気持ちを込めて秋の恵みをいただきました。
さて、今回は毎年恒例の飯ごう炊さんはもちろん、お手製の玄米茶で新米を味わいました。
ごはんの後は、稲刈り後の田んぼの生きものを見てみよう!ということで採集と観察会を実施しました。急に冷たい風が吹きはじめ、真冬のような寒さでしたが、みなさんのなんと元気なこと。
田んぼ横のビオトープや水路では、ヒメゲンゴロウ、マツモムシ、コオイムシの水生昆虫やツチガエル、ドジョウ、サワガニなどに出会いました。水が引いた田んぼでは、カマキリやコバネイナゴ、キアゲハの幼虫なども発見!
最後は、収穫のお礼とお土産に今年の新米をプレゼント。米袋に貼るシールに、絵やメッセージを書き添えました☆
「今日は今までの人生で最高の日」。
10歳の男の子がそんな言葉をかけてくれました。
楽しさや喜びの詰まった収穫祭をまた皆さんと共有できるよう、来年もお米も生きものも育む田んぼづくりを続けていきます。