体験プログラム

えんじょ~い☆さとばる
田んぼの生きもの観察オンライン

2021年7月10日(土)

コロナ禍や梅雨でお出かけしづらい中、おうちから田んぼの生きものに親しんでいただこうと、オンライン観察会を開催しました。
大分県や福岡県、遠くは東京都など関東からもご参加いただき、当校の田んぼに暮らす生きものたちを皆さんと観察しました。

田植えから約1か月。水の張った田んぼや水路、畔などでは、カエルやドジョウ、サワガニ、ゲンゴロウ類やアメンボ、コオイムシなどの水生昆虫が元気に活動しています。特に今はオタマジャクシから成長した子ガエルが陸に上がる最盛期です。

トノサマガエルのオス。背中に走る1本の緑色の線が識別ポイント
姉妹校で東京にある、高尾の森自然学校と中継。トノサマガエルと親戚のトウキョウダルマガエルとのちがいを知る学習コーナー
日本のカエルの中で一番とも言われるニホンアカガエルのジャンプ力実験。体長約2㎝の体で、30cm近く飛びました
オスが卵を背負って育児するコオイムシ
当日の朝、ヤゴから羽化したアキアカネ。ヤゴからこんな大きなトンボが生まれるのは不思議

限られた時間でしたが、カメラで映した生きものを間近で見ていただきながら、生きものの特徴や生態のお話、クイズ、質問タイムで盛り上がりました。

オンライン観察会を通じて、田んぼがお米と一緒に生きものも育む場所であることについて、また、九重になかなか来る機会のない方々にも、九重の自然や生きものについてお伝えできた貴重な時間になりました。