コロナ禍や梅雨でお出かけしづらい中、おうちから田んぼの生きものに親しんでいただこうと、オンライン観察会を開催しました。
大分県や福岡県、遠くは東京都など関東からもご参加いただき、当校の田んぼに暮らす生きものたちを皆さんと観察しました。
田植えから約1か月。水の張った田んぼや水路、畔などでは、カエルやドジョウ、サワガニ、ゲンゴロウ類やアメンボ、コオイムシなどの水生昆虫が元気に活動しています。特に今はオタマジャクシから成長した子ガエルが陸に上がる最盛期です。
限られた時間でしたが、カメラで映した生きものを間近で見ていただきながら、生きものの特徴や生態のお話、クイズ、質問タイムで盛り上がりました。
オンライン観察会を通じて、田んぼがお米と一緒に生きものも育む場所であることについて、また、九重になかなか来る機会のない方々にも、九重の自然や生きものについてお伝えできた貴重な時間になりました。