梅雨明けはしましたが、今年の飯田高原は曇り空だったり、
強風が吹いたりとはっきりしない天候が続き、
なかなか夏本番といった日に恵まれません。
そんな中でもこの田んぼの生きものさがしの日は
風雨に悩まされることなく楽しむことができ、幸運でした。
天候はともかく、暦としては本格的な夏を迎えた田んぼでは
トノサマガエル、ツチガエル、ニホンアカガエルといったカエルの仲間、
ドジョウ、タカハヤといった魚、サワガニ、ヨコエビといった甲殻類、
ゲンゴロウ類、ミズカマキリ、ガムシ、コオイムシといった水生昆虫類と、
多種多様な生きものたちが見つかりました。
また、カエルはオタマジャクシから成体までの様々な成長段階の個体が、
ゲンゴロウやガムシも成虫と幼虫の両方が見つかるなど、
同じ種類の生きものでもバラエティーに富んだ様子を見ることができ、
田んぼにおける生きものたちの成長を実感することができました。
次回の田んぼの生きものさがしは8月22日、
早くも夏が終わろうとする飯田高原の田んぼで
生きものたちはどんな表情を見せてくれるでしょうか?
今から期待が膨らみます。