体験プログラム

8月21日(日)「田んぼの生きものさがし」を実施しました

2022年8月21日(日)

夏の日ざしがジリジリと照りつける8月下旬、自然学校の『自然共生型田んぼ』にて生きものさがしを行いました。

田んぼはお米を育てる場所である他に、生きものを育む場所という側面もあります。

森でカブトムシが生きているように、海でクジラが生きているように、この田んぼでも生きている生きものたちがいます。

「さぁ、どんな生きものがいるかな?」

今回はそんな田んぼに棲む生きものに注目して、プログラムを実施しました。

 

オリエンテーションを済ましたら、早速生きものさがしスタート!

網やカゴを持って、ガサガサ、ジャブジャブ。

「よ~く狙って」 

 

「親子一緒に」

泥んこになるのも田んぼでの活動ならでは。

泥の感触はどんな感じかな?

皆さんのガサガサ調査により、色んな生きものが捕まりました。

「ミズカマキリ」、「サワガニ」、「ゲンゴロウのなかまたち」、「ドジョウ」、「ヤゴ」、「コオイムシ」、「トノサマガエル」、「ガムシ」、「アメンボ」などなど。

捕まえた生きものは種類ごとに分けて、観察します。

「これは何だろう?」

目の前の生きものに興味津々。

 

「カエルのお腹、やわらかーい!」

生きものを観察して、学んで、触れ合ったら、最後は自分たちだけの田んぼの生きもの水槽づくり。

ゲンゴロウはすいすい泳ぎ、カエルは水面でプカプカ。

ドジョウは底でじっとして…。

見事な田んぼの生きもの水槽が完成しました!

今回捕まえた生きものたちにとって、『田んぼ』とは家そのものです。

だからこそ、田んぼについてお米を育てる場所としてだけではなく、生きものを育む場所としても考えていきたいものです。

田んぼの稲穂もすくすく成長し、稲刈りまであとひと月ほどとなりました。

次回の田んぼの生きものさがしは稲刈り前の9月中旬。

いったいどんな生きものに出会えるでしょうか?