九重ふるさと自然学校の夏休みの自然体験と言えば、
澄み切った水が流れる川の活動は外せません。
川の最上流域に暮らす生きものたちの姿を求めて、
川の生きものしらべを行いました。
会場となった川は場所によっては
子どもの腰ぐらいの水深がありましたが、
それでも普通に見下ろすだけで
川底まで見えるほど透き通っていました。
もちろん泳いでいる魚も簡単に見つかります。
網に追い込むには少しコツをつかむ必要もありましたが、
みんな狙いの魚を捕まえられたようです。
他にも川岸のヨシが生い茂っている場所では
水生昆虫やエビなどの
小さな生きものたちがたくさん見つかり、
採取した生きものを集めた水槽は
とても賑やかになりました。
採取した生きものの中には
サワガニやヘビトンボの幼虫など、
きれいな水でしか生きられない種もおり、
活動を通して川の自然が
きれいに保全されていることがわかりました。
来年以降もこのきれいな川で
思う存分自然に親しみたいものです。