前日までの雨がウソのように、今年は爽やかな梅雨晴れに恵まれ、田植えを行いました。
当校の田んぼは無農薬、不耕起(たがやさない)、生きものビオトープを併設し、お米も生きものもすみやすい田んぼづくりを行っています。
当日はミルキークイーンという品種の苗を、田植え紐を使った昔ながらのやり方で、一株ずつ手で植えました。
ぬかるむ泥に苦戦しながらも、おたまじゃくしたちが見守る中、無事に田植えが終わりました。
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田植えの後は、恒例の田んぼの生きものしらべを行いました。
田植え前の隣の田んぼやビオトープ、畔から網を片手に生きものをさがしました。
今年はおたまじゃくしがとても多く、観察用の60cm水槽の底を埋め尽くすほど!
他にもドジョウやサワガニ、オスが卵を背負うコオイムシなどの常連さんの姿もありました。
ただ、カエルはニホンアカガエルやツチガエルの2種しか姿が見られず、残念な結果に。
これからは昆虫がどんどん増える時期。田んぼを餌場とするいろいろなカエルたちとの出会いが楽しみです。
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さて、次回のおやとこは、田植えから4か月後、稲刈りです。
田んぼを潤す雨、降り注ぐおひさまの光、そして田んぼの生きものたちに支えられながら、稲は育っていきます。
秋には1株の苗から、いったいどれほどお米がとれるでしょうか。
収穫を皆さんと楽しみたいですね!