7月16日(日)、今年度2回目の「田んぼの生きものさがし」を実施しました。
当日は天気にも恵まれ、生きものさがし日和となりました。
前回6月に実施した際は、オタマジャクシやカエルになったばかりのアカガエルが多く見られた一方で、水生昆虫はまずまずといった具合でした。
さて今回はどんな生きものが見つかったのでしょうか?
まずは田んぼの畔から生きものを探します。
水際から飛び跳ねるトノサマガエル。
葉の下に隠れようとするコオイムシ。
少し探しただけでも、様々な生きものを見つけることができました。
田んぼに棲む生きものたちを観察したら、次は網を使って採集していきます。
親子で声を掛け合いながら協力している様子が多々見られ、とてもにぎやかな採集タイムとなりました。
その後は捕まった生きものの観察会です。
アマガエル、アカガエル、ドジョウ、タカハヤ、マツモムシ、アメンボ、ゲンゴロウの仲間たちなどなど、たくさんの生きものが捕まりました。
特に今回はミズカマキリが十数匹と例年より多く、ビックリな結果でした!
今回活動をしている中で、「田んぼに色々な生きものがいて、そこで楽しむ子どもや大人がいる」そんな光景がいつまでも続けばいいなと感じました。
しかし、田んぼの減少や環境の変化によって、田んぼを棲み家とする生きものたちは全国的に減少傾向となっています。
皆さんにはぜひ、「田んぼはお米だけでなく、多くの生きものたちも育んでいること」を心に留めておいて欲しいと思います。
次回の「田んぼの生きものさがし」は8月20(日)。
夏真っ盛りの田んぼでは、どんな生きものに出会えるのでしょうか?
また生きものたちの種類には、どんな変化があるのでしょうか? 楽しみです!