8月20日(日)、今年度3回目の「田んぼの生きものさがし」を実施しました。
8月は1年の中でも生きものたちがにぎわう季節。
もちろん、田んぼの生きものたちも例外ではありません。
さて今回はどんな生きものたちと出会うことができたのでしょうか?
当日は約20名の方々の参加となりました。
今回は普段から生きものに親しんでいるお子さんも多く、網の使い方もお手のもの。
開始早々にミズカマキリやゲンゴロウの仲間を捕まえていました。
また、泥んこキッズも多数!
田んぼの中をズンズン歩いたり、浸かったり…
皆さん思い思いの楽しみ方で田んぼを満喫していました。
そんなにぎやかな採集時間もあっという間に終わり、次は捕まえた生きものを観察する時間。
サワガニのオスメスの見分け方やコオイムシの名前の由来など、解説をはさみながら生きものたちと触れ合いました。
実際に触ってみることで、生きものたちの力や肌触りを直に感じることができます。
特に今回の活動で捕まえることができたオケラの前足には、大きさからは想像できないほどの力があり、参加者の皆さんビックリされていました!
たくさんの生きものたちに出会えた8月の田んぼの生きものさがしもこれにて終了。
数えてみると約20種類の生きものたちを見つけることができました。
その中には絶滅危惧種に指定されているコガタノゲンゴロウやガムシの姿も。
田んぼを棲み家とする生きものたちが減少している現代で、これだけ多くの生きものを観察できたこと、そして自然や生きものに興味をもち、参加してくださる皆さんがいることを何より嬉しく思います。
次回の「田んぼの生きものさがし」は9月18日(月・祝)。
今年度、最後の活動となります。
稲刈り前の秋の田んぼでは、どんな生きものに出会えるのでしょうか?