夏休み真っただ中の8月5日、筑後川の最上流域の一つである飯田高原を流れる川で、
川の生きもの採取と観察を体験する川の生きものしらべを行いました。
最上流部の川の水はとても澄んでいて、
立ったまま見下ろしても川底まで見えるほどです。
水に網を入れずとも、小魚などが泳いでいることがわかり、
小さな子でも目標を定めやすかったようです。
水際のヨシの根本などではエビやカニなどの甲殻類や
カワゲラ、トビケラの幼虫といった小さな生きものたちもたくさん見つかりました。
さらに川岸近くの岩場では、珍客・スッポンを発見し、
子どもたちから歓声が上がりました。
一通り生きもの採取をした後は、
川の流れに身を任せて時間ギリギリまで泳ぎを満喫。
飯田高原の川を存分に楽しんでいただけたかと思います。
採取した生きものたちの中でも、
カワゲラやトビケラの幼虫などは清流だからこそ暮らせる生きものです。
彼らが生息し、何の躊躇もなく泳いで遊べる飯田高原の清流に
これからもあり続けてほしいものです。