前回の田植えから約4か月。
指でつまめるほど小さかった苗は約1mまで成長し、今年もたわわに穂をつけ、首を垂れるまでになりました。
今回は雨で1度延期となり、残念ながら参加できなくなった方が多くなりましたが、総勢14名で稲刈りを行いました。
稲刈り後は、毎回恒例の生きものしらべ!
田植えでは12種の生きものを確認しましたが、今回はなんと22種。
倍近い生きものに出会えました。
特に目立ったのはゲンゴロウの仲間。ヒメゲンゴロウやハイイロゲンゴロウ、コシマゲンゴロウなど7種が見つかりました。
田植えの時は幼虫が多かったですが、無事に成虫になった彼らを見届けることができました。
また、今回はドジョウも約10匹採れました。
田んぼや隣のビオトープでの繁殖がうまくいっているようです。
そして、この時期では珍しいおたまじゃくしも。
おたまじゃくしのまま越年するツチガエルのようです。
生きものもすみやすい田んぼづくりを行っている当校にとって、嬉しい知らせです。
田んぼは私たちに恵み(お米)をもたらしてくれると同時に、様々な生きものの生活の場になっています。
太陽、水、土、そして、生きものたち。
母なる自然に感謝しながら、次回の活動で新米を味わいたいと思います。