今年度も九重ふるさと自然学校では、くじゅうに棲む四季折々の生きもの観察をテーマに『くじゅうの生きもの観察会』を毎月第4日曜日に実施しています。
それぞれの回の担当スタッフが得意とする生きものを中心に紹介しながら自然学校のフィールド『さとばる』を散策する、そんな観察会です。
6月は雨天のため中止となりましたが、7月は「みやもん」こと宮本が昆虫を中心とした観察会、8月は「さとちゃん」こと川野が植物のマニアックな観察会を行いました。
両回ともにたくさんの生きもの好きな方々にご参加いただきました!ありがとうございました。
コースは各担当によって異なりますが、夏の回は主に草原・田んぼビオトープ・クヌギ林を中心に散策を行いました。
草原ではオミナエシやクサフジ、マツムシソウ、ツクシフウロの花が咲き、カラスアゲハやジャノメチョウ、ツマグロヒョウモンなどの蝶が舞うのが見られました。水辺ではギンヤンマやオニヤンマ、ミヤマアカネ、ミヤマカワトンボなどのトンボたちが飛び交っており、クヌギ林では木を揺するとノコギリクワガタが落ちてきました。
<夏の観察会で観察できた生きもの>
アシグロツユムシ(幼虫)
(7月の観察会の様子)
(8月の観察会の様子)
次回からは秋の回。
ススキの穂が出て紅葉がはじまり、夏に比べて生きものたちは少なくなりますが、また夏とは違った生きものの様子を観察できます。
その頃には暑さもゆるみ、すがすがしい青空の下で飯田高原の自然を満喫できることでしょう。是非一緒に秋の見どころを探してみましょう!
『くじゅうの生きもの観察会~秋の回~』
・9月22日 担当:指原(秋の草原を歩いてみよう)
・10月27日 担当:指原(晩秋の植物やチョウをご紹介)
・11月24日 担当:阿部(初冬の自然と渡り鳥に注目)
※雨天時は中止といたします。
詳しくはこちらのページをご覧ください。