「筑後川」をテーマに、源流域の九重町から有明海までをフィールドとしたふるさと探検クラブ(九重町・九重町教育委員会との共催事業)。九重町の未来を担う子どもたちに、私たちの“ふるさと”九重町の豊かな自然を思いきり体験してもらいたい!ふるさとをもっと好きになってもらいたい!と活動しています。
第1回目(6月19日)は、子どもたちが毎年楽しみにしている川釣り体験。今年は釣り竿作りから始めました。竹の枝を落としてやすりをかけます。完成した釣り竿を持って玖珠川に移動し、いざ釣り体験!釣りが初めての子も全員釣り上げることが出来ました。釣ったタカハヤはから揚げにして堪能。川の恵みはとても美味しかったです。
第2回目(7月30日)は、くるめウス(久留米市)にて、カヌー体験と水の安全講座。九重町を流れる川は筑後川に合流し大きな流れになります。川幅は約200m、その広さを体験しました。午後からはくるめウスの館内をめぐって謎解きしながら防災について学ぶゲームに挑戦!避難時に必要な心構えなどについて楽しく学びました。
第3回目(9月20日)は、九重の大地の成り立ちについて知るために、防災・環境教育ラボの上山先生に来ていただきました。阿蘇山が噴火し、溶岩が九重にまで流れ込み硬い地層を作っていること、また600万年前には玖珠~九重に大きな湖があって大きな魚が泳いでいたことなど、九重の大地の歴史は驚くことがたくさんでした。
第4回目(11月14日)は、今年最後の活動。筑後川源流の地、タデ原湿原の探検です。山の麓の湧水を訪れ、さらに奥へと進むと木道からは見られない湿原や山の景色が広がりました。午後からはお楽しみの焼きおやつづくり。火おこしには苦戦しましたが、その分焼きマシュマロの味は格別でした。
今年もたくさんの子どもたちの笑顔に出会うことが出来ました。協力いただいた地域の皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。