落ち角


先日、来園されたお子さんが草原でシカの落ち角を発見しました。

枝分かれも多く、さらに対で見つかりとても立派です。

チョウの草原に落ちていた角

春先になるとオスのシカは角を落とします。

角は毎年生え代わり、年齢を重ねるごとに枝分かれが増えていくそうです。

枝分かれは最大で3又ということなので、この角の持ち主は立派な大人なのでしょう。

 

昼間は中々見られないシカですが食べ跡やフンなどの痕跡からその息吹を感じることが出来ます。

また雑木林や草原にセンサーカメラを設置すれば、夜の散策路を歩いている様子が映ります。

夜間、カシワの丘の散策路を歩くシカ

今回はシカの角でしたが、園内では様々な動物の痕跡が見つかります。

自然散策をされる際はぜひ痕跡探しにも挑戦ください。

いつも以上に自然散策が楽しくなること間違いなし。(宮本)