9/20更新 さとばる自然情報♪


「たで食う虫も好き好き」の「たで」って?
秋はタデ科のお花を楽しめる季節です。今回は自然学校のタデの仲間にフォーカスしてみました。
先ほどのことわざに出てくるヤナギタデも小さな白い花を咲かせています。葉を噛むとピリリと辛いこのタデは、刺身のつまとして芽生え(双葉)が食されていて、けっこう身近な植物です。
長者原タデ原湿原の名前の由来はこのヤナギタデ(このあたりではアオタデと呼ばれます)が生えていたことから。飯田高原に伝わる朝日長者の好物がこのタデだったそうな。
ことわざの意味は「好みは人それぞれ」ですが、刻んで野菜の浅漬けに漬け込むと辛みが何ともさわやかで、ほとんどの人がやみつきになると思いますよ!(川野)
開園時間】9:30~17:00 ※事務所で受付をお願いします。
【入園料】無料
【定休日】火曜
*ミニクラフト体験&こどもクイズラリーは土日祝の開園時間内、いつでもお楽しみいただけます。ぜひご参加ください。
*生きもの観察グッズのレンタルあります 手ぶらでどうぞ!
・双眼鏡 300円 ・虫とり網(+虫かご)100円

ヤナギタデ 葉っぱを噛むとピリリと辛い
サクラタデ タデの中ではお花が大きめ さとばるの田んぼビオトープで花盛りです
ミゾソバ 金平糖のようなお花がかわいい
タニソバ ミゾソバに似ていますが、花も小さく少し控えめな存在
イヌタデ ピンク色があざやかです
オオイヌタデ イヌタデよりも背丈も花も大きい
アキノウナギツカミ 茎の下向きに生えたとげで他の植物によりかかる戦略派