【第5回伝統野菜を美味しく食べよう】
10月6日(日)、今回は講師にオギプロファーム代表の福島さんをお呼びして、冬野菜の種まきを行いました。
最初に福島さんから江戸東京野菜の説明をしていただいた後畑に移動し、雑草刈りや石拾いをして、4列の畝(うね)を作り、種まきの準備をしていきます。前日雨が降ってしまったせいで土がとても重く予想以上に大変な作業となってしまいましたが、皆さんめげずに集中して作業することができました。今回は根菜類を栽培していくので、大きく育つように畝はいつもより高めに作りました。
その後は福島さん指導の下、大蔵大根、亀戸大根、滝野川長カブ、馬込三寸ニンジンの種まきを行いました。まずは種の形を観察すると、カブの種は真ん丸の小さな粒、大根は小さな豆のような形、ニンジンの種はとても軽かったりと、違いを感じることができました。馬込三寸ニンジンは筋まきをして、亀戸大根と滝野川長カブは20センチ間隔、大蔵大根は30センチ間隔で種まき!これからの成長が楽しみですね!!
【第6回伝統野菜を美味しく食べよう】
11月2日(土)、今回は大根の間引き作業などを行いました。
まずは畑に行き、前回蒔いた種がどこまで成長したかを観察!江戸東京野菜である大蔵大根、亀戸大根、滝野川長カブは順調に成長していましたが、馬込三寸ニンジンは雨が降ると固くなってしまう自然学校の土壌と相性が悪いのか、思ったよりも成長していませんでした。そこで土壌が少しでも柔らかくなるよう、前回刈り取った雑草をマルチのようにニンジンの種まきをした場所に敷きました。
大蔵大根と亀戸大根は間引きを行い、根元が太く葉がしっかり生えているものを残して、間引きした大根は水洗いをして根や葉をかじってみました。まだ小さい根ですが大根の風味や辛味を感じて「大根だ!!」と皆さん感動しながら食べていました。中には根から葉まできれいに食べてくれた子もいました。最後に前回ポットに種まきしたノラボウ菜を畑に植え付けて、今回の作業は終了です。
次回はいよいよ最終回!収穫した冬野菜を調理したり、種取用に形の良い大根選びを行っていきます。(石井)