活 動
森林整備を担う人材育成

「2024年度第10回森のジュニアボランティア」を実施しました!

2025年2月16日(日)
 2月16日(日)の「ジュニボラ」は、2024年度最終回!沢の源流の池の整備と源流を渡す橋の設置を行いました。


 今回のアイスブレイクは、木になりきって生き残りを目指す「間伐ゲーム」を行いました。植物が生きるために必要な要素(水、日光、栄養素)をそれぞれ、どんぐり、スギ・サワラの実、小枝として、「1、2、3」の合図でたくさん集めます。3種類集められないと大きく育たず、間伐されてしまいます。さらに水不足の年はたくさんの水が必要になったり、大きく育ちすぎると「暴れ木」として間伐されたり… 様々な条件の中で成長する木の活動を体験しました。

  
 沢の源流の池では、泥が積もりに積もっており、水面がほぼ見えず、池とは呼べない状態でした。スコップで泥を掘りだしバケツに入れる人と、泥の入ったバケツを運んで捨てる人に分かれ、協力して作業を行いました。作業すること1時間ほど、目立った泥は運びだすことができ、水が徐々にたまりはじめました。

 
 また、前回に引き続き、源流を渡す橋を設置しました。ヒミツキチの床材に使っていたモミの丸太を運んで設置しました。その後、土を盛って補強し、安定した橋となりました。これによって、散策路→橋→崖のぼりロープ→ヒミツキチ のルートが完成です。自然学校の森の奥深くに「ヒミツキチ」ができあがりました。

 
2024年7月17日             2025年2月16日


集合写真!


 管理棟へ戻った後は、活動写真を見ながら1年間をふりかえり、感想を共有しました。そして認定書の授与と、1年目の方には木の名札も進呈しました。

 今年度は沢の源流でたくさんの活動をすることができました。参加いただいたジュニアボランティアの皆様、本当にありがとうございました!
来年度も「ジュニボラ」は、4月より活動していく予定です。続報をお待ちください!(川村)