最も印象に残ったのは、応対してくれたレンジャーだった。パッチアダムスを連想させる風貌のブレナン氏は、環境に対する取り組みには、ヘッド(知識)→ハート(心)→ハンド(行動)のステップがあるといい、その言葉が特に心に響いた。知識に留まることのない、体験の大切さを改めて学んだ。また、子どもたちに話して聞かせるだけでなく、話し合って意見を述べさせる事が大切であるとも語り、学校や団体によって提供するプログラムをアレンジするとのことで、そのきめ細やかな対応からも内容の濃さが覗えた。
研修プログラムの最後に植林をした時、彼が「この辺りは私が3年前に植えたところだ」と語る中に自然を愛し、現場で働く人の姿を感じ優しい気持ちになった。(新田さん)
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