自然とうまく付き合うポイント 自然を楽しむために、そして、美しい自然をいつまでも大切に残していくための「自然とうまく付き合うポイント」を栃木県立日光自然博物館の森田孝道さんに教えていただきました。
まず1つ目は“目的地の特徴をよく調べること” 「目的地がどんなところなのかを調べれば、地形や気候、服装や必要な装備、マナーなどは見えてくるものです」 ビジターセンターや博物館を利用したり、「ガイドブックや地形図などを読み込むことも一つの手」ということです。
2つ目は“服装に気をつけること”。街での服装とは違い、歩きやすいトレッキングシューズを履き、両手の空くリュックなどが適しています。
そして3つ目は“最低限のマナーを守ること” 「出したゴミは持ち帰る」「動植物をむやみに採取しない」「野生生物にエサを与えない」 どれも些細なことですが、一人ひとりが少しずつ気をつけるだけでも、自然環境に与える影響はとても大きく関係してきます。
以上の3つのポイントに気をつければ「自然との付き合い方が少しずつ上手になっていきます。その中で養われた経験や視点は、もっと大きな発見や感動を与えてくれます」と森田さんはいいます。自然と人とのいい関り方。それは楽しみながら少しずつ模索していくものなのかもしれませんね。
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