コウボウムギ |
カヤツリグサ科 砂に埋もれても旺盛に発達するため、砂の移動や堆積に、すぐれた対応力がある。雌雄異体であり、緑の穂が雌花、黄色い穂が雄花である。 |
ウンラン |
ゴマノハグサ科 砂の動きが安定しているところに見られる。へら型の葉はクチクラ層に覆われており、水分の蒸発を抑えている。 |
ハマボウフウ |
セリ科 海岸砂丘は砂漠と違い、深く掘れば、意外に水分が多い。その水分を吸い上げるために1メートルを越す太くて長い根を真っ直ぐに地下に下ろす。 |
ハマヒルガオ |
ヒルガオ科 すりばちの安定した壁面などに多く見られる。茎を砂の上に伸ばして、アサガオに似た淡紅色の花を付ける。 |
ハイネズ |
ヒノキ科 地面を這うように拡がる常緑樹。雄木と雌木があり、4月ごろに目立たない花を付ける。 |
イソコモリグモ |
大型のクモで体長約2センチメートル。鳥取砂丘では5月ごろ子グモが親の身体にたくさんついているのを見ることができる。厳冬期は穴のなかで入り口を閉じてじっと耐える |
カワラハンミョウ |
体長1センチ6ミリメートル。体の表面に淡褐色の斑紋がある。砂の上を滑るように走るための、長い足が特徴。 |
クロコウスバカゲロウ |
幼虫はアリジゴクの別名を持ち、すりばち状の穴を掘り、餌の落下を待つ。 |