見つめる自然と触れる自然
「てしかが自然史研究会」の細川音冶さんは、「摩周湖が今美しい姿でいるのは、何もしなかった勇気があったから」とおっしゃっていました。「何もしなかった」といっても「本当に何もしなかった」わけではありません。長い年月、心で見つめ続けるという勇気ある行動を起こしていたのだと思います。自然を保護することと、人間が生活をすることは決して反比例ではありません。摩周湖やマリモのように遠くから眺める自然の産物、屈斜路湖や阿寒湖のように近くで体感する自然というように、人間が自然のルールに歩み寄れたのならば、ともに生きることができるはずです。
もしかしたらこの地に棲む神様は、その姿を変化させて、私たちの生きる姿を見ているのかもしれません。マリモとなって静寂の湖底からじっと見つめ、鏡の湖面を使って私たちの心を映し出し、時には湖面にその足跡を残しながら…。
カルデラ |
ポルトガル語で「なべ底」を意味します。一度高くそびえた火山が大量の火山灰などを噴出した後、中央部分が地下の空隙に陥没した地形をいい、周囲には外輪山が残ります。
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ボッケ |
ボッケはアイヌ語の「ポフケ」が由来で元来「煮立つ」という意味をもっています。地質現象としては「泥火山」を意味しており、地価から泥が火山ガスと共に吹き出て地上に盛り上がったり、あぶくの膜を破裂させたりする現象のことをいいます。
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川湯エコミュージアム |
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弟子屈リバー&カヌークラブ |
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てしかが自然史研究会 |
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阿寒湖パークボランティアの会 |
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弟子屈町役場商工観光課 |
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てしかが自然史研究会 |
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阿寒観光協会 |
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阿寒湖パークボランティアの会 |
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『FORYOU第20号』 |
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『国立公園図鑑』(財団法人国立公園協会1995年(平成7年)) |
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『あかんこ自然探勝路セルフガイド』(財団法人自然公園美化管理財団阿寒湖支部) |
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