セブン-イレブン みどりの基金 一般財団法人セブン-イレブン記念財団

※こちらはアーカイブ記事です。

 ホームへ戻る

 

文字サイズ
Let's ボランティア


日本の国立公園
人と自然が出会う首都近郊のオアシス 秩父多摩甲斐国立公園
ページ|123

都会を忘れる空間
日本一の渓谷美を有する峡谷の紅葉 奥多摩自然保護事務所の中島さんは「この国立公園ははっきり言って地味だと思います。でも僕には美しいと思える景観がたくさんあるんですよ。」とおっしゃっていました。もしかしたら秩父多摩甲斐国立公園には、かつて日本では当たり前だった景色を残して存在していることが魅力なのかもしれません。もちろん平凡な中にも美しさを感じる景色はたくさんあります。しかし、抜きん出た景観だけを求めて年間1,570万人(1999年度(平成11年度)統計)もの人が訪れるものでしょうか。ただ都会から近いからという理由で出向くのではなく、人が近づきやすい自然の魅力があるからこそ秩父多摩甲斐国立公園に人が集まるのだと思います。

都会からほんの少し電車に乗ると辿り着く故郷を思い出す場所。疲れた心と体を安めることが出来る、そんな「当たり前」の時間を過ごせる、ここはまさに都会のオアシスなのです。


アッキー博士のワンポイント講座
ワンポイント山塊(さんかい)
山脈から離れて孤立した一群の山。
ワンポイント褶曲(しゅうきょく)
平らだった地層が横圧力のため波状にあるいはさらに著しく重なるように曲がったもの。
ワンポイント特別名勝
景色が特に美しい場所。

協力
奥多摩自然保護事務所
山のふるさと村ビジターセンター
巨人ミュージアム日原森林館
巨樹の会
写真協力
昇仙峡観光協会
奥多摩町
参考図書
『源流を歩く関東近辺川のロマンを求めて』(実業之日本社)
『奥秩父・奥多摩・奥武蔵を歩く』(山と渓谷社)


日本の国立公園 トップへ 前のページへもくじ

このページの先頭へ
ご利用にあたってプライバシーポリシー
Copyright(C) 2000-2019 Seven-Eleven Foundation All Rights Reserved.