セブン-イレブン みどりの基金 一般財団法人セブン-イレブン記念財団

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日本の国立公園
富士山の魅力に迫る 富士箱根伊豆国立公園
ページ|123

富士山について

標高
3776m(測定値3775.63m)
最大直径
約39km×南北約37km
周囲
山麓153km、山頂3km
限界面積
約900平方km
体積
約1397立方m
噴火
奈良時代1回(781)
平安時代2回(800-802,864-865)
江戸時代1回(1707)
平成現在-火山活動休止中
指定
1936年(昭和11年) 富士山国立公園
その他
1895年(明治28年) 富士山頂に測候所設置
1909年(明治42年) 富士山頂郵便局開設
位置
静岡・山梨
(北緯35度21分5秒・東経138度45分1秒)
※北は福島から西は京都、和歌山まで20都府県から富士山が見えると言われています。
入山期間
2000年(平成12年)7月1日〜8月27日
※閉山の前夜祭「火祭り」は日本三大奇祭のひとつ、本祭「すすき祭り」とともに要チェックです!
雁ヶ腹摺山

動植物
ニホンカモシカ
偶蹄目ウシ科 1955年(昭和30年)特別 天然記念物指定 カモシカ属はアジアのみ分布(スマトラなどに生息するスマトラカモシカ、台湾のタイワンカモシカ、日本固有のニホンカモシカの3種に分類) 雄・雌に永久角がある。
ウサギコウモリ
体長約5cm(尾を除く) 耳は胴と同じくらいの長さで、ぶら下がって眠るときは耳を小さく折り畳む。超音波は小さくバットディテクター(探知機)で捕らえられないこともある。静止飛行ができる。
ヤマネ
齧歯目ヤマネ科 ネズミに似ているが背中の黒い線、尾に毛が生えているのが特徴 体長約8cm 尾長約5cm 山や森林に住み、山小屋の布団の中で丸くなって冬眠している姿を発見されることもある。
カケス
スズメ目カラス科 全長約33cm ジェージェーとしがれた声で鳴き、トビやネコの鳴きマネをすることもある。羽色は地域によって変異(北海道-頭上が赤栗色で背は灰色、本州以南-頭上が白色で背は褐色、など)
フジアザミ
キク科 7〜8月開花 富士山に特に多いが、関東・中部地方の火山性の山(ガレ地や砂地)にも見られる。高さ約1m・頭状花直径10cm以上 根はゴボウのような香りで山菜として食べることもできる。
ハクサンシャクナゲ
ツツジ科 6月開花 富士山ではお中道周辺に特に多いが、北海道〜本州の高山にも広く生息している。 高さ1.5〜3mくらいになる木、花は大きな鐘状で直径3cmくらい。色は白から淡紅色など濃淡は様々である。
ヒメシャジン
キキョウ科 7〜8月開花 五合目からお中道沿いの草地や林に生息。本州〜中部地方の北の高山でも見られる。高さは15〜50cm、花は下に向く鐘型で花びらの先だけ切れ目を入れたように5つに分かれる。

協力
富士山クラブ http://www.fujisan.or.jp
 静岡県事務所 〒411-0036 静岡県三島市一番町10-1
 山梨県事務所 〒403-0004 山梨県富士吉田市下吉田95
 東京事務所   〒105-0013 港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤハイツ601
名古屋市立あずま中学校
写真協力
中川雄三(なかがわ ゆうぞう)氏
1956年(昭和31年) 山口県生まれ(NPO法人『富士山クラブ』理事)
日本大学鳥獣医学部卒業後、仕事の傍ら写真を撮り始め第4回アニマ賞を受賞。ラムサール条約記念切手原案にカワセミの写真が採用されるなど、現在、動物写真家として活躍中。

小野俊彦(おの としひこ)氏
1957年(昭和32年) 山梨県生まれ(NPO法人『富士山クラブ』事務局次長) 国学院大学文学部から経済学部へ転部。動植物など自然はもとより富士山信仰・歴史についても造詣が深く、大学卒業後は富士山の環境保護・保全・改善活動に尽力。

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