200年の植樹計画 内宮を南に抱える宮域林は、鎮座の当初から大御神の山として崇められ、約1300年前の持統天皇の時に式年遷宮の社殿造営用材を伐り出す御杣山(みそまやま)と定められました。面積は5,500ヘクタール、伊勢市の3分の1、東京都世田谷区に匹敵する広さです。
宮域林は神宮独自で管理し、(1)式年遷宮のご用材確保、(2)神域を守る水の保水と供給、(3)環境保全の3つの目的で「森づくり」を行っています。ご用材になるヒノキは樹齢200年のものがほとんどです。ですから、「森づくり」のヒノキの植樹は200年計画の仕事です。 |